卒業

今日は
現在の職場での最後の勤務日



3ヶ月という短い期間だったけど
様々なことを経験した







仕事は
コンビで部内サポート


相方は
だいぶ年下のピュアガール





近くで上司がイライラしていると
ビビって体が硬直し


産まれたての小鹿よろしく
目を潤ませてぷるぷる震えたり





お局にミスを怒られて
でも仲良くしようとして話しかけ
見事に玉砕して泣いてみたり





40代の男性は「おっさん」か?
という議題に対し


「そんなこと言ったら失礼ですッ」
と真剣に抗議してきたり





地震を感知すると
腰を抜かして再起不能になったり





構ってくれないと
淋しくて死んじゃう


とか本気で思ってたり







(……大丈夫か?)







そんな彼女に



コピー機やらテプラやらから教え


恋の相談に乗り


なだめすかして励まして


ハグして全身で安心させ


動向に気を配り


どんな質問にも丁寧に答え



家族よりも長い時間
顔を付き合わせてともに過ごした










あれ?







私の仕事って
彼女のお世話係?







思わず契約書を見返す









……まあいい








人生はすべて経験だ



経験したことに
無駄なものは何もない





彼女にとっても
私にとっても


この経験は
後に活きるだろう







何より
「誰かのために」という行動理由は
人を強くするらしい



人間関係が不得手な私が
この職場では付き合い上手だ





かばわなければならない存在がいる
というのは


なんとかしなくては
という胆力に変わり


意外な程の落ち着きをもたらした







あんなにウザいと思ってたのに




(失礼)




今では

それまで、一人でどうやって働いていたのか
よく思い出せなくなっている







私としたことが


いつの間にか
うっかりほだされていたらしい






恐るべし
ピュアパワー



天然は天敵だ








別れ際の彼女の言葉



○○さんと過ごした時間は
私にとって一生の思い出です






そんなことを


真面目に
笑顔で
心から


言えちゃうあなたは





あなたの未来は





必ず輝くから





どうか
あなたは、あなたらしく

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