真相は藪の中にあるからこそ魅惑的


舞台『さよなら また逢う日まで』
を観た






4年前、仲間たちと強盗をして大金を手に入れるも仲間割れし


一人だけパクられて、刑務所に入っていた伊藤




やっと出所できた今、4年前のリベンジをしようと、6億円強奪の話を昔の仲間に持ち掛ける




これでみんな元通りだと喜ぶ伊藤だが、仲間たちが4年の間に抱えた事情がそれを許さなかった……








実は
この手の作品は苦手である


叫ぶような台詞が
うるさく感じて響かない
というのもある






それ以上に
登場人物すべてに対して





それっておかしくね?
とツッコミ入れてみたり


論点ズレてね?
と揚げ足取ってみたり


つまり何が言いたいの?
と掘り下げてみたり


その考え、私キライ
と批判してみたり


あ~まあ一理あるわ~
と納得させられてみたり


でもやっぱアンタキライ
と感情的になってみたり





なんていうか
人物すべてとぶつかってる感じ?





内容が



シリアスであればあるほど
熱ければ熱いほど



ぶつかりすぎて
疲れちゃう



もっと夢が見られる話なら
スッキリ見終われるんだけども








疑心暗鬼に狂っていく
登場人物たちの末路に


人間は斯くも愚かか
と寂しくもあり


ラストに
救われるようでもあり


でもやっぱりこうなっちゃうのかな
と自分の中にもある負の感情に
耳を澄ましてみたりするのだ

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