私に”苦労”させてください

日曜日の深夜、NHKで就活に悩む学生達の特集があった

「私に”苦労”させてください」と言う番組です

就活のエントリーカードの質問や、面接での「苦労」という質問に答えられない学生
三人で農家に二泊三日で泊まり込み農業を体験するという企画だ

農業体験を終わり就活に復活した学生の一人が
経験したことをエントリーカードに記入しようと用紙に向かったのだけど
手が止まった
「あの作業はほんとに苦労したのか？」と

番組を見て思ったのは
彼は作業を通じて重労働を体験しただけのように思える
私自身、二十歳頃かなりの重労働を体験したが　
重労働＝苦労では無かった

苦労とは精神的な面、責任感が伴う物なんだろう
例えば学生達が夜、話し合いをして作業のスケジュールを考える
作業の途中で問題が発生しそれを解決するために対策を考える
こっちの方が「苦労」のように思える

エントリーカードに「苦労」についてどう書くか考えていること自体が
「苦労」を体験している事のようにも思える

とても興味の持てる内容だった
次があるんだろうか？
あれば続いてみてみたい