舞台「まなつの銀河に雪のふるほし」千秋楽(当然星組)

千秋楽も迎えたので内容について。
個人的にはアリスインの中では、一番好きなデッドリースクールに次ぐ傑作！
もちろんつっこみどころは色々あるんだけど(唯一のオリジナルヒューマンを宇宙へ送っていいの？唐突に雪の降る意味って？)。やはり勝因はモブキャラを大幅に減らして、人的にシンプルにしたこと。
もう2～3人いなくても成り立つ気はしますけど、まぁ物販というビジネス面を考慮して許しましょう(笑)

咲ちゃん扮する習志野文は、変わり者の天才少女。サクラ大戦の紅蘭とか、ダイガードの百目鬼タイプ？(笑)
うん。バレー部のおバカなキャプテンより、こういう意外と知的な方がハマりますな。
そんな我が道を行く彼女が、初めて友達を頼るクライマックスは、叙述トリックっぽくもあり感心。
ただ叫ぶシーンに関しては、連日の疲労もあってか、千秋楽は掠れる寸前でしたね(^_^;)
でも最初から最後まで余裕＝手を抜いているように見えるよりは、よほど好印象だと思います。

しかしSF的側面からすると、データスフィアの存在とか、もうちょっと活かして欲しかった気も。
まぁあのクライマックスでその選択肢はないだろうけど。ロケット打ち上げの暗転中に遥とアンナの姿が消えて、車椅子だけがポツンと残されていたら、僕好みのダークなエンディングになったのになぁ(笑)

え～、ラストのサイン会をどちらに並んだかに関しては…
17日に咲ちゃんに謝る準備を(笑)