里帰りをしていた頃

岡山に住んでいた頃は、
子供も小さくて、
盆と正月の年２回は、里帰りをしていた。

でも、
旦那の仕事休みだけでは、
せっかくの里帰りも、ゆっくりできない。

だからといって、
私一人で、三人の子供を連れて電車利用だと、
途中で、子供を一人でも迷子にしてしまったら大変な事に。

そこで、
行きは、私一人で、
１BOX車に 子供３人乗せて帰省。

だけど、
東京まで、約750キロ。
東京から栃木まで、約100キロ。

子供は、飽きてしまって、
けんかをするは、ぐずるは、
私は、怒るはで、
車内はちょっとしたパニック。

なにしろ、
途中、休憩取りながらだけど、９時間～12時間位かかる
（道路の混み具合で違う）

おやつでごまかすものの、
子供は退屈しきってしまう。

なので、
２度目からは、夕方、岡山を出て、
夜中２時頃、東京着という手段を取った。

子供は、寝てしまい、飽きてしまうのは解決。

だけど、
運転する私は、睡魔との闘いとなった。

ガム噛んだり、飴なめたり、飲み物飲んだり。
それでも
「ヤバイヤバイ」

ってな訳で、
３度目からは、
平坦な東名高速ではなく、
くねくねアップダウンのある中央高速を使う事にした。

中国自動車道→名神高速→中央高速と乗り継いで、
東京で一人暮らしをしていた主人の母の所で３泊位して、
私の実家である栃木で過ごし、
また、東京の母の所に寄って、岡山に帰る。

帰りは、主人と交代での運転だから、東名高速。

年の瀬の帰省は、
必ず、関ヶ原辺りで雪道となり、タイヤチェーンが必要になる。

子供に、外に出ない様に 言い聞かせ、
夜の寒い中、一人で、タイヤをジャッキアップして、チェーンを付けた。

それはもう、慣れたもの。

岡山での暮らしは、
朝起きると雪。
なんて、いつもの事。

朝からチェーンを付け、
午後には、道路はすっかり溶けて大丈夫になるので、チェーンを外す。

また、次の朝、雪で…。
という生活をしていると、チェーン付けも上手くなる。

そんな生活を６年。
よくやってきたなぁ～。
もう、できないなぁ～。
若かったなぁ～。

なんて、懐かしく思ったりするのですﾏﾙ