武井 咲さん主演『息もできない夏』
(玲さんの大好きなアップルパイ)より
Vol. 11
『さよならアップルパイ』words by レイン
ある日曜日の午後
学生時代 彼とよく来たカフェで
あの時と同じアップルパイ…
ちょっぴり甘くてなぜか切ない
彼との思い出の味…
やがて店に流れるメロディと共に
時の魔法が私を包む
はにかんで微笑む彼の笑顔
私を見詰める彼の優しい眼差し
ほのかに香る彼のコロン
暑い夏 私の水着姿に少し照れていた彼
寒い冬 彼の家の前で何時間も待った私
まるでメリーゴーランドのように
季節毎の二人の思い出が
鮮やかに私の心を駆け巡る
でも時の魔法の終わりと共に
恋の夢から目覚める
彼の好きだったアップルパイ
今でも私の一番のお気に入り
でも新しい恋の魔法を探して
時の魔法とサヨナラ…
明日からはちょっぴりだけ大人の
甘さを抑えた恋のステップを刻もう
さよなら私のアップルパイ…
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