無知の罪

他者を本当の意味で理解するなんてことは、たぶん不可能で

もし心を読めるちからがあったとしても、
それはただ「読める」だけで「わかる」ことは、きっとできなくて

だからこそ、自分ではない誰かと出逢い、話し、触れあうことが楽しいのだろう


わからない、からこそ
楽しいのだと思う

わかりあおう、と寄り添うことが
尊いのだと思う


だけどときどき、
わからないことが、とてもこわくなる


どうしたって、わたしはわたしの回路でしか思考を繋げないし、
いくら他者の立場に立とうとしてみようが、
いくらそのひとの気持ちになって考えようとしようが、
結局そこにいるのは「わたし」でしかないから


無自覚に、だれかを傷つけてはいないだろうか
嫌な気持ちにさせていないだろうか
考えると、こわい


ひとを、肉体的にでも精神的にでも故意に傷つけられる人間って
一体どんな脳内回路してんだろ……
わたしには想像もつかない……

どんな形でも、他者に攻撃をするならば、
相応の覚悟を持たなければいけないんじゃないかなあ

だれにも、だれかを傷つけていい権利なんてないのだから

それでもなにか理由をもって傷つけようとするときは、
自分がどれだけ痛い思いをしたって、独りで呑み込む覚悟を持ってほしい

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