かけがえのない子供達へ

長男が引っ越しをした。

長男にとっては、４度目の引っ越し。

一度目は、
大学のため、栃木の自宅を出て、東京のアパートへ。

二度目は、
妹が東京に出る事になり、
一人は心細いから兄と暮らしたいと、二人で住めるアパートへ

三度目は、
妹が一人暮らしをすると言い出し、
一人用のアパートへ。

そして、
今回、四度目は、
職場近くの千葉のアパートへ。

今回の引っ越し、
長男が、何だか、遠くへ行ってしまったような気がして、
ちょっぴり、複雑な気持ちです。

子供２人が、東京に出る事になった時、
長男から、よく言われた。

なんで、東京に家を建てなかったの？って…。

確かに、
２人分の家賃。
旦那は、東京育ち。
土地を持っていた訳でもない。

それらの事を考えると、
東京だよね。

でもね、
ごめん。

実際、
お父さんの転勤で、
高知、横浜、岡山と生活してきてさ、

どこでも、楽しくやってきたよ。

だけど、やっぱり、
生まれ育ったここが、
お母さんにとって、一番落ち着く所なんだよ。

お家は、絶対、ここに建てたかったんだよ。

あなた達は、
自分の住みたい所、
自分の生活の場所を、
それぞれに見つけて、
それぞれの人生を生きていけばいいさ。

母は、ここで待ってる。

何かあったら、
いつでも、帰っておいで！

そして、SOS!で、
すぐにでも、どこにでも、母はかけつける。

かけがえのない、私の大事な子供達だから…。