また建物シリーズです。

自分の趣味の世界なんでゴメンナサイｍ（＿＿）ｍ

奥野ビル



竣工, 1932年(昭和7年)頃です。

所在地,　東京都中央区銀座1-9-8.

設計, 川元設計事務所　前に紹介した青山同潤会アパートを設計した建築家 川元良一氏が設計したといわれてて、築８０年の貴重な建造物です。

構造, 鉄筋コンクリート造7階建て、地下1階で７階は後で増築されたので、最上階だけ違和感が有りますね。

昔は「銀座アパートメント」と呼ばれ銀座界隈でも屈指の高級アパートだったとのことです。

当時は文士・歌手・ダンサーといった時代の先端を担う多彩な人々の生活の場だったのですが、今は、居住用としての利用はほとんどなく、画廊を中心としたテナントが入ってます。

ココの一番の売り（特徴）はエレベーターかな（＾＾）ｂ

　

エレベーターのカゴの扉が手動なんです。



内扉は黄色い格子のシャッターになってて

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外の扉も自分で開けなければなりません。

階の表示も針が差すタイプで雰囲気満天です。




中の様子はと言うと古いビルだけあって、天上は低くチョット狭いかな。




何といっても階段周りがレトロな雰囲気がたまりません。




こちらはエントランスになります。



裏に回って屋外階段を撮影したんですが、日本じゃ無い気がしました。




室内は今回撮影出来なかったので、こちらはネットからの写真になります。



竣工時から２００８年まで住んでいた方がいて、今は有志で家賃を支払いながら保存活動をしているとのことで、ほぼ当時の雰囲気を保っている唯一の部屋になるとの事です。