頑張ってた頃の話

私、バドミントンやっているのですね。

今は、練習回数減っちゃったし、
試合には出ないで、
ただ、楽しみだけでやっているだけなんですがね。

これは、
頑張ってた頃の話です。

大きな試合となると
そのたびに、最新カタログから選んで、
新しいウェアーを新調してた。

「ねぇ、見て、見て！
カタログで見るより、良かったと思わな～い」

って、
友達の前で、グルッと回って、見せたりした。

まだ、さすがに、
誰も、同じウェアーの人はいないわよねぇ～。
と、朝からいい気分。

ところが、ところが、
超下手ッピーなおばちゃんが、
はち切れんばかりに、
私と同じウェアーを着てた。

「うそ～」
お気に入りのシャツが…

なんか、急に、
野暮ったく見えて、
コートに立つ前に、慌てて更衣室に走った。

次の試合の時、
また、新しいウェアーを買って、
「スポーツは格好からだよ」
なんて言いながら、会場入り。

すると、
今度は、学生さんとカブっちゃったぁ

私と同じウェアーが、会場いっぱいいるのぉ。

うそだ。嘘だぁ

若いパワーに圧されて、
はたまた、更衣室直行。

その後、
練習にそのシャツ着ると、
みんなの笑い者になってた。
泣きたい気分だった。

２回続けて、ウェアーに恵まれない、
かわいそうな私でした。

というより、
たぶん、
あんな人と一緒ウェアーなんて嫌だ。

なんて事言って、着替えたりしたから、
バツが下されたんだね（笑）

でもね、
不思議なんだよねぇ。

超上手な人が着てたりすると、
とても、格好良く、ステキに見えるんだよね。

「あれと同じのを買っちゃおう」
なんて、思っちゃったりするんだよね。

「○○が着ていたのと同じだよ」

なんて、自慢したりして…。

有名プレイヤーと同じラケットを使ったら、
私でも、上手くなるような気がして、
真似して、同じラケットを買った事もあるし…。

私も、
格好良く、ステキでありたいなぁ～。
いくつになっても…。