時間の流れが早い？？

よく、子供の頃は時間の流れが遅く感じていたのに、歳を取ると時間の流れが早く感じて、一年があっというまに過ぎると言う人がいます。

まあ、自分もそうなんですがね。(笑)

年齢に関係無く、一秒は一秒、一年は一年なんだけど何でそう思うのかな？

と言うことで今回考えてみました。

「年齢を重ねるほど、１年が過ぎる速さが増す」と感じる原因を説明するための考え方に、「ジャネーの法則」と呼ばれるものがあります。

昔テレビで紹介された事を思い出したので、ちょっと自分の勉強がてら調べなおしてみました。

ジャネーの法則とは「時間の心理的長さは年齢に反比例する」という説とのことで、ざっくりまとめると

10歳の１年に比べて、30歳の１年は３分の１に感じる（３倍速く感じる）というものです。

まあ何となく納得できる部分も有るんですが、この「ジャネーの法則」は19世紀の哲学者ポール・ジャネ氏によって発案されたもので、科学的な裏付けは特に無いとのことです。


この法則では、なぜ時間の流れが違うと感じるかの説明として、「新鮮な経験」が多いほど、時間の経過は長く感じるというのです。

例えば、子供の頃は、見るもの聞くもの未経験のことが多く、その分たくさんの出来事があった（＝時間が長い）と感じてしまう。

大人になると、「経験」によって処理できることが多くなり、新鮮さや強い印象が薄くなってしまう。

だから、出来事の数が少ない（＝時間が短い）と感じる。

という説明でした。

ジャネーの法則は単純な年数の問題ではなく、「経験の積み重ね」が増えたことと、「経験をベースに行動する」ことが増えた（新しいな経験が少ない）ことが関係していると考えたのかな？

しかし、同じ30歳でも人によって時間の感じ方は違いますよね。
　
ある実験結果では、１分経ったら合図をする条件で統計を取ると、年齢が上の人ほど遅く合図する傾向があったそうです。

現実の時間より心的時間（実際の時計とは異なる精神的な時間）の方がゆっくりと流れる傾向が有る
　
いくつかの要因が考えられますが、その中の一つとして加齢にともなう（身体的な）代謝の遅れによる説もありました。

でも、体内時計の僅かな誤差で、年単位で短く感じる感覚の説明は強引過ぎるかな！？

やっぱり精神的な感覚が有力な気がします。

だって、時間が短く感じる時には、集中して（仕事がはかどって）時間が短く感じるパターンと、ダラダラしていたら、何もしないうちに時間が過ぎたパターンがあり、どっちも、「もう、こんな時間？！」　と、時間の経過に驚くけど、その中身は全然違いますよね。


時間が長く感じる方も、仕事がどんどん進み、思った以上に多くのことができた時も、やることないし、早く時間が過ぎないかな…」と思う時も

どっちも、「まだ、こんな時間？！」って思っちゃいます。(笑)
中身は全然違うんですけどね。(-_-;)b

結局、１年が速くとか遅くとか気にするよりも、中身を充実させるのが一番かな！！

それに、そもそも小学生とか子供の頃は、時間の概念というか思考の中に、時間とか年というものが無かったり、希薄何だと思う。

そんなモノを気にする必要もなくて、無意識のうちに時間が、年が流れてしまい、アレが出来なかったとか考えないからね。


うっ！！

結局、答えも何もない(>_<)

失礼しました。m(__)m