平清盛133

平清盛のあらすじ報告の感想を求めております。上西門院の歌会の事 西行は上西門院の歌会で歌を詠む。満月出の山 超える絶え間はあらじかし なくなる人の数続きつつ 上西門院統子は相変わらず見事じゃ。されど、此度は上皇様崩御を追悼歌会。何故戦の歌を。西行は西、東、北、南。戦をしておらぬ地はなく、亡くなった者のおびただしい数はまことのことも覚えぬほど。そのご心労こそが上皇様のお命を縮め参らせたもとにござりましょう。そのお嘆きを思い、詠んだ歌にござります。西行に歌を詠む女の声が聞こえてくる。西へ行く しるべと思ふ 月影の空だめこそ かひなかりけれ 西行の前に白髪の老女が現る 西行は堀河殿!生きておられたのですか。堀河局は失敬な。西行はご無礼を。堀河局は先程の歌はかつてあなた様が私のもとへおいでくださらなんだ時に詠んだもの。西行殿。こうして恋の歌など詠み交わす世はもう長くは続かぬやもしれませぬな。雅の花開いた平安の都はもはや…。西行はでは、今宵は存分に楽しみましょう。堀河局はこの生臭坊主。源氏の都づくりの事 清盛は…して楽しんだのか。西行は滅相もない。夜通し歌合わせをしたまでにござります。清盛はまことか?

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