平清盛136

平清盛のあらすじ報告の感想を求めております。あなた様は大きく駒を進められました。法皇はあれはわしにも飛んだ珍事であったわ。清盛はさすがに帝となられたあなた様には翻弄されるばかりにござりました。法皇はたとえ勝っても、そちの思い通りなどならぬ。朝廷の番満月として、満月満月使われてたまま、志半ばで亡くなっていくのだ。清盛は平氏は必ず勝ってみせまする。この戦いにも。あなた様との勝負にも。あの日わかりましてござります。あなた様は私に登ってこいと仰せになっているとご自分と互角にわたりあえるところまで登ってきてみよ。…。法皇はやがて、公暁に登ったそなたはわしをないがしろにし始めた。清盛はないがしろとは人聞きの悪い。つかず離れずという事にござります。法皇は読めたぞ。そなたは朝廷を思うままに操るつもりであろう。どこまで登ろうと、番満月のまま亡くなっていくのじゃ。清盛は修羅の道を歩んできたゆえにこそのこの心地。存分に味わい尽くしますぞ。法皇は生きて戻ったか。清盛は勝手に亡くなったりはいたしませぬ。まだ終わっておりませぬゆえ。あなた様との双六遊びが。互いに生まれいづる前より続く長い長い勝負が。法皇はそういうそなたをわしは食おう。わしはその野心等全て食い尽くせる者ぞ。

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