クリスマスの想い出はいくつかある。。。
大学生の時、シーズンオフの冬に少しだけの期間バイトが出来た。
俺は百貨店でバイトしていた。お歳暮の贈り物で超忙しかった。
その中で知り合った人・・・1階の百貨店の顔ともなるお店LVで働く人。。
自分のプロフィールにもあるように「惚れ易く、騙され易い・・・」
まだガキだった俺のハートを打ち抜き、
俺の骨の髄…イヤ細胞まで熱くさせた人、
この世の中にこんな「ベッピンさん!」がいるのか!と
たぶんその当時、生まれて初めて出会った人のベッピンさん1位だった。。。
この街は「美人の街」としても日本で3本の指に入ると思う。。。
その中でも群を抜いてペッピンさんだった。^^
社員食堂や休憩所、従業員通路なんかでよくすれ違いながら、
大きな声で「お疲れ様です!」なんて声をかけたかな。。。^^
たまに用もないのにその人の売場を歩いて見に行っていた。
そして社員さんにその人の個人情報を聞いていた。。
もちろん重要なのは、「彼氏」がいるのか・・だった。
答えは「YES…」彼氏はいた。。。
○○出身・身長168cm・○○大学卒・24歳・モデルもしているそうだ。
まあ普通に考えてガキの俺には高嶺の花だった。。。
当時、元気が良くて勢いだけの俺はそんな大きな壁もよじ登ろうとした。
「なんとかデートに誘いたい・・・」
その年のバイトは終了。。。そして次の年もバイトに行った。。。
そしてナントか顔と名前をを覚えてもらい、俺を知ってもらった。
それは彼女のよく行くカフェやBarなどの偶然を装って会いに行った努力があっ
たからだ。
そしてその年のバイト期間中に俺はついに作戦を決行した。
「12月23日、俺と1回だけお食事に行ってくれませんか!」
もちろんなかなか予約の取れない夜景の綺麗なホテルのレストラン、
に行きませんか?と・・・
23日という日を選んだのは彼氏がいたから、イブイブ?の日を選びました。
答えは「OK!」さすがにレストラン効果がありました。
当日、その街の待ち合わせの名所で待ち合わせ。。。
もちろん人でごった返している。俺は何分か遅れて行った。
彼女の待つ所へ人をかきわけて行った。
彼女から見たら向こうからなんだか変な人?がこっちに来る感じだっただろう。
それは長さ2mちかい花束を肩にかつぎ、まるで鬼の金棒のような感じ。
そしてスーツ姿の俺はサンタの格好をした後輩の上に乗り、
運動会でよくした「騎馬戦」を組んで馬に乗ったように登場した!
あたりの人の注目の的になった。「オー」 「すごーい」なんて声もした。
彼女の前に到着して片ひざをついて、彼女に言った。
「○○さん!俺は貴方が好きです!今夜はデートしてくれてありがとう!」
花束を渡すと辺りから拍手やヒューヒューなんて盛り上がった。。。
嬉しいのやら恥ずかしいのやら感動して少し泣いていたかな。。。
「この花どうやって持って帰るの?タクシーにも乗らないよ・・・」
「じゃあ後日、運送します。^^」
その花束は彼女が持つと花束に抱きつく感じ。。。
枝で輪郭を作り、とにかくでっかい花束を作ってもらいましたので・・・
ホテルでとても有意義な時間を過し、彼女を独り占めで色んな話をしました。
いかにも自分で買いました。的な小さなネックレスをプレゼントしました。
食事が終わり、実家暮らしの彼女の終電までの残り時間・・・
「じゃあ残り時間、ちょっと行きましょうか・・・」
タクシーに乗り走る。着いた場所は「海」。。。
そこで先回りしていた後輩たち。。。仕掛け花火でお出迎え。
そして砂浜の水辺に差して冷やしていたシャンパンとクラッカーで
「メリークリスマス!」乾杯。パンパーン^^
駅についてホームまで送るその時!!!
ヒールを履いているからなのか、階段でこけないようになのか
彼女は俺の腕にそっと巻きついてきました!!!
「YES!!」最高の気分でした。。。
バイト期間が終わり・・・
それから彼女は転勤でいなくなりました。。。
彼氏とも別れたそうです。
俺は野球に専念しました。。。
Fin
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