東京都立高校、数学、問題の予想②

大問2

小問2題で構成されるでしょう。

数、平面図形あるいは立体図形についての、
計算と証明の問題が出題されています。

過去6年間の傾向を見ると、
今年出題される可能性が高いと私が考えるのが、
平面図形についての問題か、数についての問題です。
立体図形は出題される可能性は低いかな。

(1)
さほど難しくない、ごく標準的な計算問題です。
与えられた記号があり、そこから式を立て、
計算すれば自然に解が求まるでしょう。
この問題もそう難しくないのに配点は5点です。
得点したい問題です。

(2)
証明問題です。
昨年度について言えば、この問題でかなり苦しんだ皆が多かったでしょう。
上位校を目指しているのでなければ、後回しにする勇気も必要です。
昨年度について言えば、この問題に手間取ってしまい、
時間が足りなくなってしまい、後の問題に割く時間が無くなった、
という皆が少なくなかった様です。
証明問題が苦手なら、この問題は後回しにしましょう。
配点は7点です(もちろん、部分点が与えられる事もありますが。)。
後の問題の方が簡単で、この問題に手こずって時間が無くなるより、
後回しにして、解ける問題から解く方が高得点を狙えます。
時間配分を考えましょう。


大問2の総括です。

配点がさほど高くない割に、時間を食ってしまう可能性があります。
特に(2)はそうです。
関数や平面図形、立体図形が得意なら、
大問3、大問4、大問5でそれぞれ、その問題が出題されています。
ですので、(1)は解いて(2)は後回しにする、
それも一つの戦略だと思います。


ここまで(つまり大問1と大問2)で、45点ほどは狙いたいところです。
ここまででその点を取る事が出来れば、後は相当楽になるはずです。

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