池上彰氏とマツコさんの番組を見ていて、色々考えさせられました。
ゆとり教育で学力が下がったと言う報道がありましたが、その事について興味深い話が聞けました。
円周率を3にしたと言う報道について、実際は当時の教科書では3.14となっていて、概算で求める場合に3で計算しても良いですよと言う決定だったとのこと。
それをある学習塾が、塾に生徒を集める為に、公立学校では円周率を3と教えるので学力が下がると喧伝し、それを良く確認もせずに報道したマスメディアがあった為に、円周率を3で良いと教えていると誤って伝わってしまったのだそうです。
また、世界的に見て学力試験の順位が落ちたとの報道については、順位が落ちた年は試験参加国が増えており、その増えた参加国がいずれも日本より上の順位だった為に、前年の順位より下がっただけで、新しい参加国を除いた国の順位では変動がなかったそうです。
他にも日本人が大卒でも英語が話せないのは、高等教育を母国語で受ける事が出来た為と言う見方もある事や、英語を話すよりも、会話をする為の教養を身に付けることが大切などの話もありました。
ここまでお二人の話を聞いていて感じたのは、マスメディアの情報も鵜呑みにせずに、自分で確認してみる位の慎重さが必要と言う事。
何を今更と思われる向きもあるかと思いますが、案外徹底するのは難しいものです。
これも教訓と思って、今後のリテラシーに生かしたいと思います。
まぁ、この番組の情報も一応は疑ってみた方が良いかも知れませんけどね。
( ̄▽ ̄)
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