毎年8月17日には、この海岸で有名な熊野花火大会が行われてます。
このあたりから、目的地の串本までは、私達を乗せた車は海岸線に沿って走り、移り変わる海岸の風景に、気分も高揚していきます。
所々、高速道路が延びたものの名古屋から5時間。
また串本にやってきました。
熊野古道に関連した所々の名所を経由してたどり着く、串本までの道路は私にとってのパワースポットだと感じてます。
道沿いには、季節のあじさいの花がきれいだね。
今回は、朝から日差しも降り注ぐ晴れ。
いつも最初に思うのが、ウエットスーツで潜るのが寒いかどうかです。
今回は、串本ダイビングパークに到着し、お気に入りのロッジで着替えて、ウエットスーツに着替えたら、タンクをBCにセットしてる間にも、汗が流れてきます。
1本目は、串本ダイビングパーク前にビーチエントリー。
岩でゴツゴツした波打ち際まで、重いタンクを背負って歩いて行くわけなんだけど、あいにく潮が引いていて、けっこう歩くことに。
重いタンクを背負っている上に、歩きにくい岩浜に、ふらふら四苦八苦。
目の前で、足をすくわれて転んでいる人も。
ダイビングシューズの靴底って、以外と薄いから、足裏にとがった岩の角があたって痛いんだよね。
どうしてもっと靴底、厚く頑丈に作らないのかな?
ダイビング歴もずいぶん重ねたけど、慣れないなぁ。
マスクをつけて、岩につかまりながら、足にフィンつけて、レギュレーターくわえて、水面移動して海底に潜行するんだけど、これが以外となかなかスムーズにいかない。
腰につけたウエイトが軽いせいもあったり、足にフィンつけた時、体が起き上がってる時に、BCの空気を抜いておかないと、体が水面に平行になってから抜こうとしても、空気が背中に行って、インフレーターホースにこないからね。
肺の中の空気を同時にはくことも大切です。
今回、ダイビング始めて日が浅い年配の男性バディは、インストラクターに大きくて平ぺたい岩をお腹とウエイトベルトの間に挟むようにされて、応急処置。
その様子がユニークだったよ。
インストラクターも、女の子にはさすがにそんなことはしないね。
BCのポケットに石を入れるくらい。
でも、今回けっこう大きな岩を女の子のBCのポケットに入れていたよ。
後述談だけど、ダイビング終わって、少し登り坂の海岸を重いタンク背負って上がって帰ってくるんだけど、BCのポケットの岩は、入れたまま帰ってきたから、インストラクターが「岩は波打ち際で置いてくればよかったのに。」って。
水温24度。透明度17メートル。
小さい魚だけど、青い色が鮮やかな「るりいろスズメダイ」がきれい。
最初に魚の名前覚える一つだね。
インストラクターが、岩の1カ所を指さして、「コケギンポ」を紹介してるけど、指の先の何ミリ単位。
みんなが取り囲んでみるには、小さすぎだからね。
他のダイバーとぶつかったり、時々フィンであやまって、蹴っちゃうことも。
もっと、大きなものに限定して欲しいのは、私の個人的意見。
串本に来るとほとんど必ず現れるのが「ヤマブキベラ」。
岩と岩をたたくと寄ってくる人なっこい黄色い魚。
2本目は、ボートダイビングでポイントはグラスワールド。
運良く、自分のツアーメンバーだけで貸し切り状態だったよ。
船尾の潜行ロープを伝わって、水深16メータの海底に。
ロープの下がったちょうど下に、イソギンチャクに「くまのみ」がお迎えしてくれました。
少し移動した岩の根のところで、「ミツボシクロスズメダイ」の群れ。
目をよくこらして、水面方向を見ると、たくさんの小魚「キビナゴ」の大移動。
太陽の光が銀色の体にあたってキラキラ輝いてるよ。
この辺りの海には、「タカノハダイ」や「ミギマキ」にも必ずあえます。
水中に持ち込んだデジカメで撮影するけど、なかなかベストショットは難しいな。
ゲージを見ると残圧が50で、海底から浮上して、ボートから下がった水深5メートルのバーにつかまりながら、3分の安全停止をするんだよ。
船にみんなが無事に上がったら、アクセル全開でダイビングパークの桟橋に帰港するけど、船の引き波の近くを、時々トビウオが飛んでるのを見れるのもこの季節だね。
串本ダイビングパークのロッジの周辺って、この季節はムカデが時々出てくるのが、困りもの。
ロッジの入り口で脱いだ誰かのビーチサンダルの上に10センチあまりのムカデが乗っているのを発見。
「ギャーッ!!」の悲鳴が聞こえるのもめずらしくないね。
干していたダイビングシューズや、ウェットスーツの中に入っていることもあるので、必ず中を確認してからはいたり、着たりしないと、刺されてはれてしまいます。
この時期の良いことは、海の音を聞き、心地良い海風にあたりながらのテラスでの夕食のBBQ。
前もって買っておいた缶ビールをあけて、乾杯!!
鉄板でやいた肉や、車えびが目の前にならび、箸がすすむよ。
野菜も焼いて、最後は大盛りの焼きそば。
沖には、イカ釣り船のあかりが灯ってる。
空を見上げてみたけど、今回は星があまり見えなくて残念だったな。
テラスの夕食が終わったところで、ロッジに戻り、ログ付けです。
昼間のダイビングの水温や、ダイビング時間を記入して、出会った魚を思い出し、名前の確認します。
ログ付け終わったら、今回参加した若い女性が、総ダイビング本数が50本になったことで、「50本記念」をケーキでお祝いです。
50本記念、100本記念、200本記念と、ショップからお祝いしてもらいます。
大瀬崎では、「カサゴの唐揚げ」が、そして越前では「スイカ」が、ケーキのかわりの記念品だったこともあったよ。
ケーキを囲んで、記念写真を撮影しました。
これも良い思い出として残るね。おめでとう。
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