FDAで、新潟にきたものの,行き着く場所は笹川流れ

FDAの航空チケットが7800円というので、新潟空港までやってきたものの、出張でやってきた友達とは、明日の夕方4時に新潟駅前で再会することにして、新潟駅前で別れました。
知らない街で、1人になったわけです。
今回の旅をする前に、自宅であれこれ下調べは準備してきました。
自分の第一希望は、新潟県村上市の岩船港から、「粟島」に渡って、島の民宿で1泊することだったけど、午前中の船の時間に間に合わなくて、夕方4時の船になってしまうんだよ。
島に渡っても、明日の夕方4時新潟駅での、友達の待ち合わせ時間に帰ってこないといけないと、現地の滞在時間があまりにも短いわけで、このプランはあきらめることにしました。
しかしこれも後になって待ち合わせ時間に友達は現れなく、この粟島に行けなかったことを、後悔させられるはめになるのです。
新潟駅前で、カバンをコインロッカーに預け身軽になったところで、「マリンピア日本海」という水族館に行こうと、新潟市観光循環バスのチケット売り場で聞いたところ、改装中で現在閉館とか。
さぁ、どうしょう。
計画は白紙になったわけで、路頭に迷ってしまった自分がいたわけです。
カバンからるるぶの旅行雑誌を出して、これからの行き先を探すはめになったよ。
でも、ここがある意味自分の強みかな。
日本海といえば、海。
そして、荒波で浸食した岩。
そんなイメージで探しだしたのが、「奇岩群が青い海に映える海岸」という「笹川流れ」という観光観光スポット。
JR羽越線の村上駅から3つ目の桑川駅で降りるようです。
さっそく、各駅列車に乗ろうとしたところ、列車のドアがあかない。
横にボタンがあって、それを押すととびらがあくようだね。
古そうな6両編成で、村上駅行きです。
自分にとって車内から見える風景は、初めて見る風景ばかりです。
ずいぶん時間をかけて、終点の村上駅に着きました。
その先の電車があると期待していたのですが、待っていた列車はさらに古そうな2両の列車がホームの反対側に止まってます。
列車内にはいると、ガラガラの車内。
学校帰りの男子高校生が2人が車内にいるのですが、ベンチシートに横になって寝転んでます。
空きすぎて、気兼ねするお客さんが他にいないのです。
他の車両をのぞいてみると、70代以上の老人がまばらに座ってます。
いつ発車するかわからないまま、待っていると、こちらにも老人の女性が一人乗ってきて、乗ってきたと思ったら、その人もベンチシートに横になる始末。
これもカルチャーショックですね。
40分過ぎたら、ようやくその2両の列車が発車。
村上駅を過ぎたあたりから、車窓には海の風景が広がって、私の興味も車内から、車外の海の風景に向けられました。
午後2時前後にようやく目的の桑川駅に到着です。
駅は無人駅で駅前の道路を横断すると海岸線が続いています。
午後2時を過ぎていたので、駅前にある「ちどり」という食堂があったので、店内に入ってメニューをみると、「岩ガキ定食」の字があり、1800円は、ちょっと高く感じたのですが、岩ガキにつられて注文してでてきたら、おかずの小鉢が5つもついていて驚きです。
岩ガキは、レモンだけつけて食べるイメージがありましたが、酢味噌をつけて食べるのがこのあたりの食べ方のようです。
これは、はたはたの魚みたいだね。
値段は高めでしたがしつかりその分のおかずはついてました。
お腹がふくれたところで、海岸線にそって北に歩くと、15分ほどで「笹川流れ」の遊覧船の発着場です。
1000円のチケットを買って、お土産売り場でビールをのんだり、干物を見たりして時間をすごしていたところ、ようやく遊覧船が戻ってきて、桟橋に船が着くと20人ほどの観光客が下船してきました。
遊覧船の従業員の人が、船を横付けし終わると、横のスペースに魚を広げて、干物を作る準備をしている様子が土地柄だね。
ようやく声が私にかかり、遊覧船が出港です。
でも、客は私と3人の家族連れの計4人。
贅沢な時間となりました。
海岸線に日本海の荒波に自然とあいた穴や、起伏のある岩場が続いてます。
しばらくすると、海猫が船の周りに集まってきて、飛び回ってます。
船内で、有料でエサをかって与えるのも、この遊覧船の一つの遊びですが、私と、年配の家族では盛り上がりに欠け、今回はさすがにその遊びはおあずけとなりました。

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