以前にも紹介しました、日本のバカテクロックトリオ、ウンベルティポのサードアルバムの冒頭を飾るナンバーです。
Amazonの評価にフリーインプロヴィゼーションとありましたが、実はこれは全部楽譜に起こして、それを全て人力で演奏しています。
前作までは宅録でのDTMと人力が半々でしたが、このアルバムからは全て人力に依る演奏となっています。
アフリカのリズムにある訛りを楽曲に取り入れて、一度宅録で作った音源を楽譜に起こし、それを更に地獄の様なリハーサルを繰り返して、人力で完全に再現すると言う、とってもマニアックな事をやっています。
メンバーは菅野よう子の音楽に良く参加しており、井上陽水のバックバンドでも演奏している、今堀恒雄(ギター)、是巨人などのテクニカルなバンドにも参加しているナスノミツル(ベース)、モーニング娘。のバックバンドやオリジナル・ラブにも参加経験のある佐野康夫(ドラム)です。
今堀氏はアニメ「トライガン」や「はじめの一歩」での作曲活動でも知られています。
とってもマニアックな音楽ですが、同業者からは高い評価を受けているバンドですので、お試しあれ。
( ̄▽ ̄)
コメント
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レディオヘッドさん、こんばんわー♪
初めて、拝聴致しましたが…モノ凄いバンドですねっ!!♪
レディオヘッドさんの、ご解説を読ませて頂いてから、
拝聴致しますと…尚更、このバンドの演奏のモノ凄さを、
実感致しますねっ!!(ノ゚∀゚)ノ
後半のほうのギターのコード回しの感じを聴いておりますと…
少し、アラン・ホールズワースの影響も感じられました♪
とても自由なロックへの解釈で、素敵だと感じましたよっ!!♪
うんうんっ!!♪
確かに、マニアックなのでしょうが…私は、好きですね?
こう言う音楽もねっ!!(*´∇`*)♪
ゆいか
2013年06月26日
ゆいかさん、コメントありがとうございます。
このバンドの前身がティポグラフィカと言う、やはりテクニックを極限まで追求した様なジャズバンドでした。
その時も似た様な音楽をプレイしていましたが、その時に比べてウンベルティポでは、更にリズムそのものを伸ばしたり縮めたりと言う要素を加えて、ほぼ人間技では演奏不可能と思われる様な楽曲をプレイするに至っています。
やりたい音楽がこうした事を要求するのでしょうが、この人達はマゾなんじゃなかろうかと勘繰りたくもなりますね。
因みに今堀氏が影響を受けたミュージシャンとして、ゴールデン・パロミノスなどのバンド名を挙げています。
( ̄▽ ̄)