目覚ましで起きて、朝7時半の集合時間に、名古屋駅西口噴水前の集合場所に。
そこは、人、人、人だらけ。
いろんな旅行会社の旗を持った添乗員が、あちらにも、こちらにも。
ちょっと、多すぎないかな。
自分が申し込んだのは、K社。
でも、みつからない。
同じ熊野花火大会バスツアーを企画したH社の旗と、バスの号車を書いたプレートは、目にはいります。
な、な、なんと、1号車から7号車まであるようです。
この会社、知名度のある昼食、夕食のお弁当まで付いて、12800円。
正直、この2食付きに心が揺らいだ。
違う方向を見ると富士登山ツアー。
またこちらは、信州に行くバスツアー。
またまたこちらは、ディズニーランドツアー。
自分の利用するK社の人と探していると、1番噴水の近くで、参加者に対応してる様子。
旗も上げてないし、ツアーを書いたプレートも、脇に抱えてる感じで分からないよ。
自分の名前を言って、なんとか間に合いました。
「今からバスまで、ご案内します。」と、参加者を引率して移動し始めて、私はその列の最後について歩いていったわけです。
同時に、他社のバスツアーの列も一斉にうごきだしたよ。
私のツアーの添乗員、歩き始めた時だけ、会社の旗上げていたのに、途中で降ろしてしまったよ。
他のツアー会社の添乗員は、しっかりその会社の旗あげてるものだから、自分の目の焦点が、そちらにいってしまったので、たいへんだぁ。
自分のツアーの列を見失ってしまったよ。
さぁ、大変だぁ。
もう、そのあたりをうおさお。
どこだ?どこだ?
今日は、まだ始まったばかりだよ。
反対側に行くツアーの列もあり、あわてて行ってみるが、他社のツアーの列で、また戻る始末。
花火ツアーの詳細を書いた紙に書いてある緊急連絡先に電話して、ようやくバスに乗車となりました。
熊野花火大会バスツアーに参加するのも、今年で5年目。
このK社は、弁当はついてないのですが、桟敷席の料金が入って、11870円です。
桟敷席は、5人ごとで、決して広くないのですが、熊野花火大会は、沖に作業船が2台、鬼ヶ城と、3カ所から花火が打ち上げられるので、中央に座って観賞できる桟敷席は捨てがたいのです。
5年参加続いたバスツアーは、なぜか熊野の会場に着いた時間で、頭の記憶に残ってます。
大渋滞の中、バスが熊野に着いたら、もう花火が上がっていた年もあり、もう間に合わないということで、尾鷲駅から熊野駅まで電車で移動になったこともありました。
その度に朝の集合時間は、午前10時前後から徐々に早くなり、ついに今年は午前7時半集合となりましたね。
朝弱い自分にはつらいなぁ。
昨年は、名阪自動車道の事故渋滞で、早くも四日市から長い列が始まり前途多難のスタートでした。
今年は覚悟してツアー参加したところ、高速道路は大変スムーズな流れ。
土曜日だから、申し込み以降、午前8時集合を30分繰り上げて、午前7時半集合になった経過もありました。
道路はすいていて、信じられないくらい順調に勢和多気JCから、妃勢自動車道に。
バスは、尾鷲市内で休憩を取り、道の駅「きのくに」からはやはり車の列は流れなくなってしまいました。
それでも、バス駐車場のある「鬼ヶ城」に。
入り口には、トレードマークの鬼のモニュメントが立ってます。
名古屋を早く出発したおかげで、鬼が城駐車場を利用したバスの中で、2番目の早い到着となりました。
鬼ヶ城は、海に迫った山の斜面が、波の浸食によって複雑な形になっている場所で、きれいな遊歩道が整備されてます。
ダイビングで串本に行く折、鬼ヶ城のすぐ近くの国道42号線は、毎回通っていたのですが、鬼ヶ城はいつも通過していました.
しかし、ごく最近こちらに立ち寄る機会にめぐまれ、今まで知らなかったことを後悔するほどの景観
です。
太平洋の青い外洋が目の前に広がり、波の音に心が癒やされます。
一昨年までは、街中の井戸小学校の駐車場を利用していたのですが、去年から鬼が城駐車場を利用するようになって、帰りのバスの出発が2時間早くなりました。
鬼が城トンネルのお隣にある木本トンネルを利用して、花火会場の桟敷まで徒歩の移動です。
5年目となると、熊野の街にも土地勘があり、ここまでくれば人の列からはずれても、桟敷まで行く自信があるので、酒屋見つけて、早めにビールを購入です。
ビールもミネラルウォターも、桟敷の近くの露店で買うと、いくらか上乗せされた金額になるので、いくらかの節約です。
5番ゲートから、指定の桟敷の席に。
目の前に広がる大海原に浮かぶ大型客船の白い船体も、毎年見慣れた定番の風景です。
桟敷の場所を確認した後、たくさん屋台から今年は「おむそば」500円と、きゅうりの1本漬け200円を購入。
花火大会は、浴衣姿や白いTシャツや、露出度の多い若い女の子が、なんといっても雰囲気を盛り上げるね。
花火大会が始まるまで、炎天下の桟敷で待つのも、日差しが強いとつらいよ。
今回は、さほど日差しの強さも気にならず、同じ桟敷の人と世間話してるうちに、周りは薄暗くなってきたね。
缶ビールの栓をあけ、飲み始めてると、花火大会スタート。
打ち上がる花火の爆音に、たくさんの人の歓声がどよめく。
ここの花火大会の特色は、後ろに控える山々に花火の音がこだますることだよ。
砂浜から、海の沖に向かってみてるので、建物や前の人で花火が見えないことはほとんどないからね。
1万発という打ち上げ数は、プログラムごとに息飲む暇がないくらい上空に花火の輪が開く。
初めて熊野の花火を見た人は、これでもかという花火の打ち上げに、満足するようだね。
海に火薬を落として、水面に広がる三尺海上自爆。
去年までは、直径650メートルと言ってたけど、今年は600メートルっていってたなぁ。
50メートル小さくなったね。
毎年、この写真が翌日の朝刊の1面に必ず掲載されます。
また、来年自分が健康なら、また熊野花火大会バスツアーに一人参加です。
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