チェックインが深夜3時半までの金沢のホテル

「熟女倶楽部」大好きのS君。

金沢に出張のようで、「金沢にこない?」と言ってきた。

彼は地方に出張が多く、「出張先の仕事が終わったら、合流しよう。」と、時々言ってくるのだけど、実のところ「車でお迎えに来い」というご都合の良い提案で、彼専用の運転手として使われている感じ。

「高速代」、「ガソリン代」、は、こちら持ちで、車もこちらの愛車ときてる。

一般の常識からは有り得ないことだけど、長距離運転得意で、遠出する口実ができるので、割の合わない提案を受け入れてしまう心の広い自分に、甘えてるS君は自分に感謝しているのか定かでない。

今回は木曜日のランチを金沢市内で食べようというのだけど、木曜の朝名古屋を出発して、お昼の金沢に着いて、その日に名古屋に帰ってくるのでは、あまりにも過酷なスケジュール。

とかいって前日の水曜日のお昼に移動するのが、理想なわけだけど、水曜日の夜はスポーツクラブの水泳教室で、欠席したくないんだよね。

水泳教室終わると、午後9時半だから、それから車を走らせると、金沢には深夜1時から2時になってしまう計算です。

でも、念のためインターネットを利用して金沢市内のホテルの空室状況と、値段を確かめることにしてみたよ。

最近は、前日とか当日に検索してみると、大きくディスカウントして空室を避けようとするホテルも少なくないですね、

検索して安い値段のホテルから順番に画面に出て来ます。

三大都市にくらべ地方だけに安く、3500円というリーズナブルなお値段。

ホテルの詳細事項を見ていたら、アパホテルが最終チェックイン時間が、29時30分と信じられない説明文。

いつも、蒲郡のビジネスホテルでは、1次会の居酒屋や、焼き肉屋で飲んだ後、クルザーのオーナーさんの船内でお酒をごちそうしていただいたことも何度もあり、ようやくビジネスホテルに帰ると深夜1時とか、2時で、フロントで呼び出してもなかなかスタッフの人が出てこなく、ずいぶん時間過ぎてから迷惑そうに寝起きのスタッフが奥から出てきて、幾度か迷惑をかけたこともあります。

この29時30分というと、深夜3時半になるわけで、夜型の生活をメインに生きている私にとっては、「地獄に仏」ということわざがあてはまるかどうか分かりませんが、私の深夜の金沢市到着でも、おふとんで眠れる環境が整ったわけです。

朝のチェックアウトも確認してみると、午前11時とあり、午前10時のホテルにくらべれば気が楽です。

3500円という宿泊料も、楽天のポイントを使って、1泊2500円とより割安料金で泊まれる予約ができました。

28日水曜日、金沢行きの荷物をまとめ、今晩ののスポーツクラブで使う水着、ゴーグル、タオルを、レジ袋に押し込んで、それに明日の夜は地元のテニス教室なので、テニスウェアも揃えて、家を出発です。

スポーツクラブの水泳教室も、お盆休みが入ったり、親戚にお呼ばれにいったりしてお休みしたりしていたので久し振りの水泳です。

水泳をやってると、不思議と血圧が下がるので、健康管理には欠かせません。

水泳やらないと140の血圧が、定期的に泳ぐと110まで落ちます。

それに、9月28日のレインボーカップの水泳大会にエントリーしてるので、そろそろ大会めざして、練習量アップしないとね。

学生時代から水泳部にいたわけじゃないから、レベルは低いけど、「継続は力なり。」が座右の銘ですね。

8時10分から9時10分までの1時間の水泳教室を受講して、その後ジャグジーのお風呂でリラックスして、近くのガソリンスタンドで満タンにして、金沢めざして出発です。

時計を見ると、午後9時50分。

東海北陸自動車道で、金沢をめざすか、名神高速道路で米原経由で北陸自動車道で金沢をめざすかは、距離的にはほぼかわらないようですね。

でも、交通量が少ない方が走りやすので、東海自動車道を選択しました。

食事を取ろうと川島PAに入っても、すでにお店もレストランは閉店。

次の長良川SAが、フードコート24営業で、なんとかソースカツ丼750円が食べられました。

ここを逃すと、北陸道に入って小矢部SAまで、食事がとることができません。

長良川SAで30分の食事休憩を取って、ただひたすら車を走らせるわけですが、平日なので東海北陸自動車道の下り線は、私の車以外、他の車は走っていないんだよ。

スムーズに車を走らせ、北陸道の金沢東インターで降り、ナビを頼りに予約したアパホテル(金沢片町)に深夜1時30分到着できました。

食事時間をのぞいて、名古屋・金沢間を3時間で走りきることができます。

高速料金は、夜間割引もあって、2450円。

ホテルを予約してきたものの、深夜1時半にホテルスタッフがフロントにすぐ対応してくれるか半信半疑でエンタレンスを入っていったら、奥からすぐスタッフが出てきてくれたよ。

深夜3時半まで、チェックインOKは、本当なんだね。

助かりました。

渡されたカギの部屋に入って、着替えて落ち着いたものの、不眠症の自分はなかなか眠りに入ることができず、自販機で缶ビールと、缶チューハイの助けを借りて、午前4時にようやく就寝。



午前9時半、睡眠が足りないのを自覚しながら起床。

歯磨きして、身支度を整えて、午前10時半チェックアウトです。

金沢市内の近江市場で、昼食をしっかり食べるため、ホテルの朝食は我慢して、出張中の友達にメール連絡です。

近江市場で友達と合流する約束をし、コインパーキングに止めた車に乗り込んで移動しました。


近江市場の入り口で、出帳の仕事を終えた友達と合流。

前回、近江市場に来た時は、有名な料理屋さんを予約していたので、食べたいものがあっても我慢して通りすぎたため、それがどんなに心残りだったことやら。

今回は、朝食も食べてないこともあり、食べる気十分だよ。

近江市場の北端のお寿司屋さんの前で値段を見てると、店内にどんどん入っていく友達。

あわてて、友達について奥に入って、空いたカウンターに並んで座ると、「大名丼」でいいか?と聞いてくる友達。

1500円あたりの海鮮丼を考えていたけど、大名丼の値段を確認したらあら汁付きで2890円。

お金に細かい友達から出た言葉とは信じられなかったので、メニューを2,3度見直したっけ。

運ばれてきた大名丼。

入れ物の底は浅かったけど、上にこれもかってくらいたくさんの種類のお刺身の数々。

ブログ用に、デジカメでしっかり撮影しました。

車の運転の心配なければ、生ビール頼みたかったね。

のど黒と、白エビも、載っていたようだけど、無言で黙々と食べたよ。

おいしかったよ。

材料が新鮮なのかな。

この2890円、友達が高速代、ガソリン代がこちら持ちが気が引けたのか、彼のお財布からお支払いになりました。

この近江市場は、ほとんど海産物なんですが、コロッケなどのフライもののお店もたくさんあります。

あとは、今が旬の岩ガキを食べなければ、この近江市場を離れることができないよ。

寒い冬のカキが、焼いたり煮たりして食べるのに、夏のように暑くて、生ものがすぐ悪くこの時期の岩ガキを生で食べれるのが不思議だね。

店頭に並んでる700円のものから、高い物は1900円ものカキが陳列してあります。

選ぶとその場で殻をこじ開けてくれて、その場で食べれるのだよ。

奮発して1個1000円のを選んだら、お店の人が隣の1300円のカキを取って、奥に開けにいってくれたね。

少し得した気分。

そのカキを口にしたら満足度、70点の微妙。

以前、富山県の氷見市場で700円で食べた岩ガキのが満足度120点だった。

生ものは、当たりハズレがあるね。

今思うと、口直しに他のお店で、もう1個食べれば良かったかな。

友達は、八百屋で2本1000円の松茸、5本で200円のとうもろこし。

花屋さんで、野菜の種、植え付けのためのじゃがいもと、ニンニク。

白エビのポテトチップを3袋と、ずいぶん買いこんで、両手は荷物でいっぱいだよ。

こうも買うものが、私と違うのかな。

車だから、荷物たくさん持って電車を乗り換える必要無いからね。

こんなところで市場を離れ、彼の訪ねたいという仏教哲学者の「鈴木大拙館」と、「松風閣庭園」「中村記念美術館」をめぐりました。

でも自分は、美術館とか、ミュージアム等は、興味がなく一人だったら寄らない場所で100パーセント彼へのおつきあいです。

いつまでも、切りがなさそうなので、こんなところで足を止めさせて、自分の行きたいと思っていた「白山スーパー林道」に自動車で向かいました。

白山も近い内に登りたい山候補の一つなので下見の意味もあるんだよ。

利用料を支払おうとすると、2500円とけっこう高め。

平日なのでここでも、めったに対向車とすれ違うことがなかったね。

道路から見る谷が深く、標高差がかなりあって迫力あるね。

金沢市内にいたころにくらべ、天候が徐々に曇ってきて、雨がふってきそうな天候で残念だよ。

くねくねした山道を走っていくと、観光バスが止まっていてどうしてかなと思いながら通過しながら見てると、大きな滝が一瞬だけ目に入ってきた。

通過したけど、対向車が来ない安心感から、車を道路の途中でUターンさせて、先程の場所に戻って車を止めて、歩いていってみたよ。

落差が86メートルある「ふくべの大滝」と言うらしいけど、もう少しで見逃すとこだったなぁ。

白山スーパー林道は、ところどころ大小の滝があります。

道路脇には、たくさんのススキが群生していて、秋が近くまでやってきてるのを感じます。

そろそろ名古屋に向けて帰らないと、夜のテニススクールに間に合わない時間。

白川郷インターから東海北陸自動車に乗って、あとはただひたすら名古屋に向けてアクセルを踏むだけだね。

帰りの上り線は、交通量がさすがに多いな。

ひるがの高原SAのフードコートで夕食をとり、こちらの予定通り午後8時に友達を自宅に送り届け、緑区のテニススクールにその30分後に到着できました。

テニスレッスンの試合では、長距離運転の疲れも出ず、リターンレシーブがセンターに続けて2本決まり、ちょっとうれしかったよ。

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