シンガポール航空A380搭乗記

今回の渡米においてこだわった一つが、成田⇔ロサンゼルス間をシンガポール航空のA380を利用することでした。


A380は、ヨーロッパのエアバス社が、ボーイング社のボーイング747ジャンボ機を意識して作られた大型機で471人乗りです。


成田空港での手荷物検査と出国審査を済ませ、45番ゲートに向かいました。


18時50分発のSQ12便です。


搭乗案内がアナウンスされたので、ゲートまで行くと搭乗券とパスポートの写真と顔の照合後、ボーディングブリッジの通路を歩いて機体の入り口に。


通路の右側には、日本語、中国語、英語の新聞が並んでいて、日本語の新聞を一つとり、機内に入るとシンガポール航空のユニフォームを着たCAが笑顔でお出迎えです。


自分は60D席なので、通路をずーっと尾翼近くまで歩き続けなくてはいけません。


1階エコノミー席は62列で横に3人席、4人席、3人席の計10人掛け。


2階がビジネス席、ファーストクラス席で、合計471人乗りです。


いつも格安ツアーで申し込むので、ダイビングで沖縄に行く時も、尾翼に近い席に座らせられることが多いですね。


正直、窓から見える風景が見れる窓側席が良いのですが、トイレに行く時に、隣に座ってる二人の乗客の膝をまたいでいなければいけないので席は通路側にしています。


座席に置いてある枕と毛布を横にどかせ席につくと、エコノミー全席に着いている前座席の背中の液晶テレビに目が行きますね。


好奇心がうずいてきますが、使い方がわからなくて、あれこれ触ってみる。


その間に機体は動き始め、スポットからプッシュバックされ、タクシーウェーを移動。


主翼からモーター音とともに、フラップが下がり翼が広がります。


前の袋から、パンフレットを取り出し、英語で書かれたコントローラーの使い方を読んでいると、定番の非常設備の説明が液晶テレビスクリーンに映し出されました。


それでも自分の意識は、液晶画面のコントローラーにいったままです。


説明書きを引用すると、「クリスワールド」では、10.6インチ液晶ワイドスクリーンで最新の映画を含む100本の映画、180番組以上のテレビ番組700枚のCDならびに20をこえるラジオチャンネル、3Dゲームをお好きなプログラムを好きな時にお楽しみいただけます、とのこと。


以前は、6作品の映画が順番に流れて、こちらは興味があれば見るシステムでしたが、今では100あまりの映画作品を選択して見れるのですから本当に驚きです。


飛行機は、管制塔からの離陸許可をもらいタクシーウェイからの滑走路に進路を進め、徐々に加速して、ぐっと体が座席に押しつけられることになりました。


通路側の座席なので、窓から見える夜景が見れないのが残念だけどね。


高度は、どんどん上昇。


ついにこの日がきたな。


12年ぶりのロサンゼルスはどうかわっているのかなと、感慨無量。


機体は上昇体勢から水平飛行に体勢を変え落ち着きました。


シンガポール航空のCAのユニフォームは、ペイズリー柄の長いロングワンピース。


生地も薄そうで、女性の体の線がはっきり出る特徴がありますね。


昔から、話題性は世界の航空会社の中でもよく取りあげられています。


トイレに立つ時に、CAさんとすれ違う時や、食事を通路の反対側のお客さんに渡して、こちらの目の高さに彼女のお尻が来たりする時は、ドキドキものですね。
日本人CAさんは、2人から3人乗機しています。


最初は、おしぼりを配ってきました。


それから、何してるのかなってみてると、宗教や健康の都合で食事制限のある特別食のお客さんが分かるように、座席の上部にシールはってるね。


食事も、特別食のお客さんから、食事運んできてたよ。


他の航空会社は、「ビーフ?オア チキン?」って聞いてくるけど、成田ロサンゼルス間は、「インターナショナル セレクション」と「和食」の2種類になっています。


自分は、「インタナショナルセレクション」を選択しました。


飛行機雑誌でも、シンガポール航空の機内食は一般的に評価が高いようですね。


自分の評価は、90点の満足点。


最初にビールいただいて、それから赤ワイン2杯いただいて顔は真っ赤で、あやしいおじさんに変身で、目立っていませんでしたか?CAさん。


ビールの種類は、行きには名前も知らないシンガポールの缶ビールで、帰りの飛行機はアサヒのビールがありました。


食後の映画は、アニメ「モンスターズ ユニバーシティ」と、アニメ「怪盗グルーのミニオン 危機一発」を見たよ。


成田発ロサンゼルス着は、約9時間。


帰りのロサンゼルス発成田行きは、約12時間の所要時間です。


この機体は、シンガポールから、成田を経由してロサンゼルス行きなので、インド系シンガポール人が多いですね。


次に中国人や韓国人で、日本人の搭乗率は、4分の1でした。


あえて機内設備のマイナス面は、液晶テレビのコントローラーのボタンが小さいので、触っていたらCAコールボタンを誤って押してしまい、用事もないのにきていただいて、迷惑かけました。


その他に、機体の最後尾のトイレのドアが客席に向いてるせいか、トイレ使用後の流す音が、座席に座っていても、やたら気になります。


トイレ内の便座の前には、全身が映る鏡があり、男性の場合、立ってするとき、自分の下半身の恥ずかしい部分が、自分にしっかり見えてしまうことです。


鏡が、腰のバンドの位置までで十分なような気がします。


わぁ、恥ずかしい!!!


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