紀勢自動車道が全線開通して、熊野や那智勝浦に。1日目

3月下旬、紀勢自動車道が全線開通して、尾鷲北ICまで名古屋市からの1本の自動車道で結ばれました。その先の尾鷲南ICから、熊野大泊ICまでの熊野尾鷲道路は、昨年の9月下旬にすでに開通されたようです。
自分にとって、毎年バスツアーで出かけてる熊野の花火大会や、春から秋にかけてダイビングツアーで訪ねる串本があるので、この地域は第2のふるさとです。自動車道ができる以前は、国道42号線の曲がりくねった郊外の道路を利用し、峠の山道をいくつも越え、目的地に着く頃には、座りすぎてお尻が痛くなるほど長時間乗っていかないと到着できない場所でした。
このGWを利用して、新しい道路を走りがてら、熊野古道を散策する1泊2日のドライブ旅行をすることにしたよ。
男友達のS君を午前8時に迎え、車は302号線から東名阪道路に。いつも、四日市・亀山間が渋滞なので、この区間をどれだけスムーズに走るかが、目的地までの所要時間に大きく影響します。やはり電光掲示板に「四日市・鈴鹿間渋滞14キロ」。出だしからこれは、テンション下がります。
長い渋滞の列から抜け出した亀山PAで、「味噌焼きうどん定食」で朝食です。友達は「亀山ラーメン」という名前にひかれて注文。自分は、まあ満足。友達は、大ハズレ!ダイビングツアーの時は、ここでは「アジフライ定食」のサクサク感がおいしかったね。

勢和多気から紀勢自動車道は、ほとんど1車線ですが順調に流れてました。3月下旬以降開通した紀伊長島ICより先の道路を走るの興味津々だよ。トンネルがやっぱり多いね。トンネルの壁の白さが新しいさを感じさせてくれます。
自動車道は、紀勢自動車道と熊野尾鷲道路閒がほんの短い距離、尾鷲市内を42号線で走るのですが、気にならない距離だね。熊野尾鷲道路の終点が熊野大泊ICです。名古屋市内から、熊野市までが私の走りで約3時間で走れました。熊野までの運転が楽になって、本当に近くなったね。
終点の熊野大泊ICと鬼が城の中間地点の道路右側に、今回の最初の目的地「松本峠登り口」があります。でも意識して見てないとすぐ通過してしまいます。自分も、通過して先にある観光ホテルの前でUターンして、少し熊野大泊IC寄りの5台ほど車が駐車できる狭い駐車場に。







木の根や石畳が敷き詰められた登り坂が森の中に続いていて良い雰囲気だしてるね。ほとんど人とすれ違うこともない静寂に包まれます。





竹林に囲まれた頂上までいくと、反対側から登ってきた団体さんがいっぱい。その中年男性のガイドさんが、山頂にあるお地蔵さんの後ろにはえていた竹の子を掘って、参加者のおばさんに「おみやげ」と言って手渡してる。ガイドとして、軽率な気がするけどね。


頂上から少し海側に歩いた先には、七里が浜の海岸線が見渡せる「あずま屋」という展望台があるよ。薄雲が山にかかっていて視程が悪いのが少し残念だったな。登り坂続きで、息の切れた友達はこのまま動きたくなさそう。




遅めのランチは、「花の窟神社」を通り越したところにある日本食レストラン「花のいわや亭」。茶碗蒸しと、天ぷら付いた「本まぐろ丼」1500円は、お得感あるよ。まぐろがおいしかったね。仕出し屋さんのようで、メニューも豊富だし、新鮮です。また熊野を訪ねた時、ぜひ寄りたいね。




ランチの後は、海岸線に沿った42号線を離れて、山深い道を北上。車がすれ違えないような山道をただひたすら走ったところにある「丸山千枚田」はあったね。以前、旅番組で紹介していた山の斜面を利用した段々畑です。高い道路の路肩から、目の前に大きく視界が広がってる。ただ、まだ田植えが終わってないようで、自分のイメージにある一面緑の苗で埋まってるきれいな畑は見れなかったよ。
それからは、友達が地図で偶然みつけた「紀和鉱山資料館」に。美術館や博物館大好き人間だからね。自分は、動くものや自然の風景には興味あるけど、動かない人工物には、全く興味ないので本当におつきあいで館内をめぐっただけだね。


もう1カ所くらい立ち寄りたかったけど、旅館の夕食を逃すといけないので、今晩予約しておいた那智勝浦にある「湯快リゾート越の湯」に急ぐ事にしたよ。このホテルにシングルルームがあることに驚いたね。楽天で予約したので、ポイントを使って割り引きしてもらって1泊2食付きで7800円という安さ。





コメント

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

星空を見上げたくなったら。
一期一会の富士登山
野生のイルカに遭遇、串本ダイビング。
早く着きすぎた熊野花火大会バスツアー