紀勢自動車道が全線開通して、熊野や那智勝浦に。2日目

今回、「湯快リゾート越の湯」に宿泊し、隣の部屋との薄い壁で友達の高イビキを聞きながら眠りに入ったのが深夜3時半でした。不眠症は、旅先ではさらに辛いです。午前8時、友達からの携帯電話に起こされ、急いで身支度を整え洗顔をすませ、2階の朝食バイキング会場に。友達はしっかり熟睡できたということで、茶碗に3杯もおかわりして、食事のおかずも大盛り。こちらは睡眠不足でボーッとして、帰路の運転で眠くならないか不安いっぱい。自分はおいしく食べるというより、おなかに詰め込む朝食。
荷物をまとめて、手早く車に乗り込んだよ。今日は、今回の目的地の那智の滝を訪ねます。



でも、その前に那智漁港で朝市をやってる情報を得たので立ち寄ってみました。まだ、まぐろのセリの途中で、漁港の床にはたくさんのまぐろが、いっぱい並んでいて、普段なかなか見れない風景だね。友達をみたら、顔から笑顔消えてる。友達は、顔がついた魚が苦手とか、子供みたいなこと言ってます。
市場の横にある観光客目当ての露店で、おみやげとして干しイカ6枚1000円。サザエ8個2000円。これらを友達と半分づつ購入。そして、干しサンマ1匹60円を3匹購入しました。
ナビに那智の滝の手前にある大門坂駐車場を入れて出発。ところが、那智勝浦新宮道路(自動車専用道路)と、那智の滝に向かう道路の分岐点に来たところ、友達が話しかけてきたので、無意識に前の車に追随したら、いつのまにか那智勝浦新宮道路に誤ってのってしまったよ。次の出口で出て引き返そうと思っていても、出口がなくて結局新宮まで行くことに。こういう時、時間に縛られた旅行じゃないのが楽だね。失敗も旅の思い出になってしまうのが良いところ。


今回の旅行で熊野古道を歩くのも目的なので、いつもは車で那智の滝の近くの駐車場までいってしまうのを、2.9キロ手前にある大門坂駐車場に車を駐車。



ここからは、樹齢何百年という太い杉並木のある石畳の道を、那智大社まで徒歩で向かいます。きれいに敷き詰められた石畳は趣があるね。



45分の道のりですが、たまに山歩きする自分には心地良いですが、友達は休み、休み歩かないと息が上がってしまうようだね。やっと追いついたと思ったら、「オロナミンC」で栄養つけると自販機で買って飲んでる。那智大社までは、まだ石の階段が続いてるよ。







それだけに那智大社の境内から見下ろすと、周りの山々が見渡せて気分爽快だね。
 那智大社の右隣にある大木には、根の部分が大きく空洞になってトンネル形式になっていて、胎内めぐりができるようになってます。友達にすすめると、暗い場所が苦手だとか。友達は、頭のついた魚が苦手で、歩くのが苦手で、暗いところが苦手とか、私とは対照的な人間なんだよ。


青岸渡寺を越えたあたりから、那智の滝が良く見えてきます。三重塔と滝を一緒に撮影できる場所があり、絵はがきのような仕上がりになるので好きな場所です。何度見ても、落差日本一133メートルの那智の滝は、御神体のせいか、水のマイナスイオンのせいか、心が軽くなるような御利益があるね。


300円お支払いすると、延命長寿の御滝水が飲めます。以前は、空いたペットボトルを持ち込んで水を持ち帰りました。








那智の滝までの熊野古道を歩く目的を達成し、車はさらに南下させ串本の入り口にある橋杭岩までやってきました。ここは、串本ダイビングツアーに来ると必ず立ち寄る場所です。しかしいつもは、時間制約があるので橋杭岩をバックに記念写真を撮るだけなのですが、今回は潮が引いていたので、橋杭岩の岩のすぐ近くまで歩いていったよ。天気が良くて波がないときには良い場所です。おみやげのお店で、サザエや、イカの姿焼きを売ってるけど、なかなか食べれない。この時も、友達の「高い」の一言で却下。
ついに車は串本海中公園の串本ダイビングパークにやってきました。いつも、ダイビングショップの車で何度も来てますが、自分の車では所要時間がかかりすぎて、運転してくる自信がなかったけど、今回紀勢自動車道など延びたおかけで、ようやくやってくることができました。心にこみ上げる熱い感情がわいてきます。自分にとって、第二の故郷。熊野、那智勝浦、串本が大好きです。今年も何度か、ダイビングツアーでやってきたり、夏の熊野花火大会のバスツアーで来る土地です。
白浜まで行くプランもあったけど、名古屋の到着時間も考えて、串本で引き返すことにしました。





 


帰路の途中で、太地の「くじら博物館」に寄って、クジラの曲芸を見たり、 近くにある「落合博満野球記念館」の前まで行ってみたり。
ホテルの朝食で3杯もおかわり食べた友達の提案で、昼食抜きということで、来る時に立ち寄った熊野の日本食レストラン「花のいわや亭」で、やっと海鮮丼1500円の夕食を取ることができました。どこまでも、マイペースの友達です。
名古屋の友達の自宅に送り届けたのが午後10時。全走行距離665キロメートルでした。

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