第７５回桜花賞プチデータ

・データは1990年～2015年のうち、該当するものを抜粋して提示。
・今年は最優秀２歳チャンピオンのメジャーエンブレムが、年明け初戦をしっかり勝ったことで桜花賞に一歩近づいておりますが、唯一の不安点が前哨戦にクイーンカップを選んだこと。関東馬なので無難な選択ではあるんですが、過去２歳チャンピオンになって桜花賞に連対した馬達は以下にあげると
１着:テイエムオーシャン、ブエナビスタ、アパパネ
２着:メジロドーベル、ウオッカ、レッドリヴェール
この６頭のうち、ぶっつけのレッドリヴェールを除く５頭はチューリップ賞を前哨戦として選択。チューリップ賞は３月にあり、３月にレースを使っていない馬で過去優勝したのは、レーヴディソールが回避し、ホエールキャプチャが１番人気になった時の桜花賞を勝ったマルセリーナだけ。そのホエールキャプチャがクイーンカップを勝って挑んだものの２着となっている。クイーンカップ組の優勝は１度もなく、オークスでの巻き返しがよく見られている。果たしてメジャーエンブレムはこのデータを覆し桜の栄冠を掴めるか？
・過去17頭が優勝、２着も７頭と成績が良いのがチューリップ賞組、この組もデータをひもとくと、来る馬、来ない馬が明確に分かれたので以下に提示していく。
１着:アグネスフローラ・シスタートウショウ・ベガ・テイエムオーシャン・ブエナビスタ・ハープスター(１人気①)
ニシノフラワー・スティルインラヴ・アパパネ(１人気②)
ファレノプシス(１人気④)・チアズグレイス(１人気⑩)
オグリローマン・ダイワスカーレット(チューリップ２人気②)
レッツゴードンキ(２人気③)・アユサン(５人気③)
プリモディーネ(３人気④)・ジェンティルドンナ(２人気④)
２着:ウオッカ(１人気①)・アドマイヤキッス(２人気①)・アドラーブル(３人気①)
メジロドーベル(１人気③)・レッドオーヴァル(１人気⑦)・クルミナル(１人気⑪)
ダンスパートナー(２人気②)
両方とも勝った馬は、実はどちらも１人気馬しかいない。チューリップで１人気だった馬が桜花賞で連対するケースが14頭いる。
・今年は１人気ジュエラーが２着、２人気シンハライトが１着。ジュエラーは１人気で連対、このケースは４頭のうち、トールポピーを除く上記３頭が勝利。またこの馬はシンザン記念を使っているが、過去３頭(ダイワスカーレット・マルセリーナ・ジェンティルドンナ)が優勝している。ジュエラーには心強いデータである。
・シンハライトの２人気①は過去データではアドマイヤキッスが２着になっているが優勝はない。ただ、この馬は無敗で、無敗の桜花賞馬はアグネスフローラ、シスタートウショウともチューリップ賞勝利の臨戦過程で、シンハライトにとっては心強いデータ。
・今年はメジャーエンブレムに対抗出来るのは、チューリップ賞１・２着しかいないのではないかと考え、他路線組に関しては軽視し、印は以下の通りにする。
◎ジュエラー
○メジャーエンブレム
▲シンハライト
三つ巴の熱い戦いに期待したい