「人間の四つの気質」



>シュタイナーは、人間の気質を、胆汁質、多血質、憂鬱室、粘液質と、4タイプに分類してるんですが、好奇心旺盛で飽き性なのは、多血質タイプですね。(≧~≦)
咲ちゃんのブログに、こういうコメント↑をしましたが、せっかくなので、それぞれの気質の特徴を紹介します。(≧~≦)

・多血質
世の中のあらゆることに関心を持ち、楽しいことが大好きで、喜怒哀楽、快不快に敏感で活発な感情生活を営む。社交的で、ユーモアがあって明るい人柄。心配事はすきではない。楽しいことが好きで、すぐいっしょにことをおこなうが、飽きてやめるのも早い。 美的感覚が鋭い。
思考的には他人の考えをすぐに理解することができ、思いつきも想像力も豊かだが、遊びの要素が多く、徹底的に突き詰める態度には不向き。理解力があり、想像力も豊かだが、熟慮するタイプではなく、簡単に結論を下す。結果、大きな仕事が出来ない。
感情に支配され、絶えず変化する特徴を持っているためこのような気質になる。
あまりにこの気質が突出すると、何をしても三日坊主で、仕掛けたことも放り投げてしまうようになり、せわしなく、興味が飛び、とんでもないアイデアに身を任せ精神錯乱的なとっぴな行動をとるようになる。

・胆汁質
筋肉質でがっしりとしている人が多い。動作は激しく、てきぱきしている。態度や言葉遣いがきちんとしており、愛憎が激しく、怒りやすいが、誠実。リーダー的な存在といえば分りやすいかもしれません。
把握力に優れ、すばやく物事を理解し、 はっきりとした結論を出したがる。
決断力に富み、他人に対し影響力を行使しやすいが、権力的になりやすい。真剣になり過ぎ、かっとし、血が騒ぎやすい。他人に対して厳しい評価を下しやすい。それは自我が強いからである。
そのため理性を失い、怒りを爆発させて短気で癇癪持ち、暴力へと流れてしまう欠点がある。

・憂鬱質
血色はあまりよくなく、小さな字を書く。失望してしまったり、苦悩に陥ったり、非社交的で孤独を好む。多血質と正反対でパーティーに参加したがらないタイプ。
外に対して一見無関心のようにとても客観的だが、実はとても深刻に考えている。深刻であるためにすぐに失望しやすく、不満を抱いたり苦悩におちいったりしやすい。
探究心が強く、懐疑的であるので注意力が発達している。独創性に徹しており、想像力が豊か。しかし他方では固定観念にとらわれがちである。芸術家に多いような気がします。
肉体の重みを現実として感じ取っているので、自分自身の限界を感じ、壁を意識してしまう。
そのため、人の言葉や行為に傷つき、全てを否定的にとらえ、悲観的になりがちで、殻に閉じこもってしまいます。目に入るものは苦しみばかりで、いつまでも悩み苦しむことになってしまう。しかし、自分よりも弱い人、悲しい状況の人がいることを知ると、その人のためになろうとする。

・粘液質
外見的には、太っている人が多い。言葉遣いや態度はゆったりとしていて活気が無く、鈍重な感じがする。歩き方もゆったりとしており、休む事、食べる事、眠ることが好き。そのために太りやすいのでしょう。
感情的には好き嫌いをあまり、表に現さず、慎重な判断をする。かっとすることが少なくばかげたことはしない。
持続力があり、ひとつのことを長く持続して考えることができる。待つことが得意なのでチャンスに恵まれやすく、それを逃さない。
公正な態度を維持できるが、それが非常に冷淡で残酷な態度ととられてしまうこともある。
滅多にやる気を起こさず、楽な状態に安住しがち。しかし、非常に意志の力が強く、いったんこうと決めたら多少の障害は問題にせず、最後まで貫く持続力がある。
のんびり、ゆったり、穏やかに過ごすことを好むため、その状態が続きすぎると周囲に対して関心を失い、無関心になっていく。ところが、美味しいものを食べたいという気持ちは衰えることはなく、過食症になる危険がある。


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