この前、録画していた
【Last Days 坂本龍一 最後の日々】
今日視聴しました。
2021年に最初の癌がみつかり手術するも
2022年に肺に転移
ステージ4の癌と宣告された坂本龍一さんが
亡くなるまでの間・・・どんな気持ちだったか、どう生きたかを映像として記録された番組です。
自身のスマホに短い文章でブログとして記録されていたものも紹介されておりました。
癌宣告直後は死への恐怖を綴っておりましたが、それが段々残された時間で何をすべきか?に変化していく・・・
番組の中でも個人的に印象的だったのは
「音楽って聴くのもエネルギーが要るんです。受け止める体力が無いと。」と言う、この言葉。
確かに・・・
音そのものを求める・・・そう言う映像もありました。
鈴を鳴らしてみたり、笛を吹いてみたり。
それが自然の音を求めるまでに
自身の体力的に音楽を聴くよりも音を聞く方向にシフト。
その後は入退院を繰り返し少し回復すると
シンセを触って譜面を書く。
あくまでも音楽活動優先なので抗癌剤投与によって演奏に支障がでる場合は投与を先延ばし。
最後の方ではベッド上で
自身が指導した東北ユースオーケストラの映像をスマホで見ながらVサインと
おどけた表情。
でもその口には酸素マスク。
自身が亡くなる2ヶ月余り前の高橋幸宏さんの
死も相当体に影響してるのは明らかです。
最後は亡くなる1時間前の映像。
右手がピアノを弾くかのような動き
最後まで音楽家だった坂本龍一さん。
向こうに逝くには・・・若すぎるなぁ。
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