大変な一日だった

日付が変わって土曜日になりました。

昨日の午後に起きた三陸沖の地震（東北地方太平洋沖地震）は、僕の仕事場がある東京の大手町でも建物が崩れるんじゃないかという揺れでした。

実際にどれくらい揺れていたのか分かりませんが、少なくても２～３分は揺れていたんじゃないかと思います。

もっとも、体感的には５分位大きく揺れていた感じです。

自分のいるビルは２０階を超える高層ビルですが、ビルは古く地震に耐えられるか心配でした。

揺れている最中に隣のビルに目を移すと、近隣のビルが総じて波を打って揺れているのが見えました。

ビルが波打って揺れているなんてのは、テレビの情報番組でしか見た事がありませんでしたから、本当にビックリでした。

地震の後は仕事どころではありません。

でも、定時になっても現場の指示で帰る事もままならず、悶々としていましたが、途中で帰っても良いという指示に変わったんで、とりあえず会社を後にしました。

とにかく実家の安否が取れなくて、心配で心配で、そればかり気にしていました。

で、勝手知ったる日本橋の駅まで行ったら、駅はガラガラでビックリ。

みんな早々に帰宅したようだった。

で、駅の公衆電話から実家に電話すると、のんきな母親の声が・・・。

とりあえず安心して電話を切って、地図を見に行くとなんと大手町から日本橋って、家と反対方向じゃない。

それでもう一度大手町に戻る事にしたんだけど、途中で花粉症の症状が・・・。

花粉症の手当てを日本橋と大手町の間くらいでしてたんだけど、途中で銀座線再開の知らせが。

途中まで来たんだけど、仕方ないからまた日本橋に引き返してみると意外と人がいなかった。

同じ駅を使う東西線はホームへの入場規制がされて大変になっている一方、銀座線は電車が入線してきても我先に乗り込もうとする人など皆無のほんわかした状況。

到着した電車も余裕で座れる状態だった。

渋谷に着くと帰宅難民の人達が階段や閉店した店の椅子、通路に座り込んでた。

マークシティを抜けて国道２４６号線に出ると、徒歩で自宅に向かう人の行列ができていた。

いつもはガラガラの２４６脇の歩道も人で溢れ、車道を歩く人まで出る始末。

そんなこんなで、１０時過ぎに家に到着したんだけど、意外と家の中は地震による影響は少なく、逆にギシギシしていた玄関が開けやすくなりました。
（ちょっと歪んでたんだよね、建物が・・・。）

あの揺れでこれ位の被害なら、大した事無いって感謝すべきなんだろうか？

あくまでも自分中心の事だけどね。