パソコンの話(その1)

今回は僕が使ってきたパソコンのお話です。
興味の無い人は読まない方がいいかも。
眠たくなります(笑)

  自分のPC(=パソコン)を持ったのは大学生の時です。今から~十年前。(年齢非公開なんですみません)当時は未だ実用的なパソコンはありませんでした。
NEC製のPC8001や、その後のPC-8801markⅢです。Windowsは当時輸入されてたか分かりませんが、テキスト文字だけで、今のように写真も動画も出来ません。メモリ容量は技術的に当時の最高性能のものばかり使ってました。

  その後、Apple Computer社のAppleⅡと言うアメリカ製のセンスの良いパソコンが出てきて、正規で買ったら20~30万円するので、当時流行った模造品のキットを秋葉原のパーツ屋さんで買って3台ぐらい作って部活で遊んでました。勿論、HDD(ハードディスク)も、FDD(フロッピーディスク)すら外付けです。外付けは高価すぎて、さほど貧乏でなかった自分でも買える代物ではありませんでした。市販のソフトは無く、全てアセンブラで書く自作のプログラムをRUNさせる、コンピューターの学習用途でした。

  大学では大学に設置されたTSSの大型コンピュータを使ってましたがカリキュラム用でした。パソコンでは当時流行ったロボコン、今の複雑なものじゃなく、マイクロキャット、マイクロマウスと言う、迷路を自動で進むロボット競技に参加してました。同時に2速歩行や義手の研究、人工知能、手首から先を精巧に作ってみる、とか、当時はまぁ変人扱いでした(笑)

  その後、個人で正規に買ったNECのPC-9801シリーズは当時では最速の16bit機で、業務用や工場の生産現場などでも使われました。でもまだMicrosoftは絡んでなくて、N88-Basicと言うOSでした。つまり、MS-DOSではありません。

  時代が前後しますが、大学1年の頃に学祭のパンフレットを作るのに、メーカーからサンプルで借りたワープロ(買うと70万円)が、文章を作成する目的で使った電子的なものの第一歩でした。表示は2行でしたが初の液晶表示でした。

  大学4年ぐらいの時に、NEC製で最後に買ったPC-100は実用的でした。モニタもフルカラー対応で、90度回転できて縦長の画面にもなります。5インチのフロッピーが2基内臓で、拡張スロットも複数あり、この頃から急激にパソコンの性能がアップしていきました。

  PC-100は、アップルやマイクロソフトのビルゲイツさんの伝記ドラマに、「日本でマウスを使った画期的なパソコンが出た」と言う下りがあるほど海外でも話題だった様です。当時アップルはMacintoshを発表する頃でした。NEC PC-100seriesはマウスが付属していて、JS-WORDと言う、一太郎などを開発したジャストシステムの文書作成ソフトも付属してました。お絵かき、スケジュール管理、プリンターもこの頃から使い始めました。プリンターは当時1台20万円しました。ソフトも入れてPC-100のセットは100万円ぐらいだったと記憶しています。

  社会人になり、外資系の企業に就職しました。 (つづく)

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