ピンディングペダルというのは、通常の自転車のペダルが踏むだけなのに対して、特殊なツメでシューズをペダルに固定して、踏む力だけでなく、足を引っ張り上げる力も利用しようというアイテムです。
まぁ言えば、自動車のハンドルを回す時に、一方で引き下ろすと同時に、反対側で引き上げる…そんな感じです。
そう言うと、良い事ずくめみたいですが、もちろん欠点もあります。
足をペダルに固定するわけですから、慣れないとペダルから足を外すのに、手間取ります。
自転車が失速した時に、足がペダルから離れなかったら…。
当然、「立ちゴケ」します。
私も以前、マウンテンバイクに初めてピンディングペダルを装置したのですが、慣れるまでに三回、立ちゴケしました(笑)。
今では、何でもない作業なんですけどね。
…足をつきたい時に、足がペダルから離れない怖さといったら…ないですね。
十分に習熟していなかっら、危険ですらあるアイテムです。
十分に習熟しても、足をつくのがワンテンポ遅れることには違いありませんから、とっさの時にはヤバいですよね。
なら何故、装置するか。
それはやはり、人間の足の力をフルに使い、少しでも速く、力強く走りたいからです。
それにやっぱり、上り坂では踏むだけのペダルより楽です。
どこかの国の高速鉄道みたいに、安全性には少々目をつむっても、速く走ろうという…。
スポーツマシンの業、丸出しの「バカアイテム」です。
でも私は、その潔さがまた、好きなんですけどね。
で、木の台と写っている写真は、クビになった旧ペダル。
そして隣は、今回採用したピンディングペダル。
以前マウンテンバイクに装着したのは、シルバー色の同じモデルでした。
今回は、ボディ色のコントラストを考え、黒にしました。
意外と(笑)!?合いましたね。
さて、どれだけ楽に、速く走れるかな。
事故らないように、気をつけて走りたいと思います。
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