俑とは、古代中国で、殉死者の代わりに死者と共に埋葬した人形のことで、秦の始皇帝陵地下で発見された俑は、死後の世界を再現しているとも言われます。
一方、埴輪は、我が国に於いて、古墳時代に作られました。
伝説によれば、垂仁天皇の御代に、殉死者に代わって作られたのが始まりのようです。
つまり、中国の俑と日本の埴輪の起源が同じようなのです。
今まで、大の歴史好きであったのにも関わらず、このことに気付かずにいました。
だから、歴史は面白いのです!
全国の善男善女の皆さん、これから、わたしと一緒に、歴史について語らいませんか。
日だまりの猫さんの言う歴史は文化史ですね。
ぼくも、政治史よりも文化史のほうが好きです。