「サイド・ショウ」大阪公演

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東京千秋楽は残念ながら公演がありませんでしたが、
代役公演となった「サイド・ショウ」大阪公演を観劇してきました。

森ノ宮ピロティホールの客席は満席で、かしちゃんファンの人たちにもたくさん会いました。
開演アナウンスがあってから、舞台にキャストさんが現れるまで何だかとっても長く感じました。
キャストさんのブログを読んだら、円陣組んで声を掛け合っていたらしいです。

代役公演を見守る客席の緊張感が半端なかったですが、音楽が鳴り、次々にフリークスたちが登場していく中、蛇女さんがいなくてお客様の落胆のため息が聞こえたような…
でも、スクリーンに映る双子のシルエットにドキドキ感がさらに増していました。
そして、ボスの「さあ！歌え～」のセリフとともにカーテンが開いた瞬間、D&Vの姿を見てみんなが安堵したような気がしました。

谷合さんのヴァイオレットはビジュアルも良くて、声が可愛くて、私は笹本玲奈ちゃんにちょっと似ていると思ったのですが、樹里さんのデイジーがすごく上手くリードしていて見事にヴァイオレットを演じきっていました。

途中、いつでも一緒の場面のダンスだけ、牧勢さんがヴァイオレットをされて、歌は樹里さん一人だけが歌ってました。
掛け合いの歌を一人で歌ってしまう樹里さんとダンスを笑顔で完璧に踊りきった牧勢さんに大拍手です。

舞台と客席の熱い思いが一つになって、劇場中に感動がいっぱいになってました。
カーテンコールの時にはみんな涙、涙、涙でしたが、とても心地よい満足感に浸れました。
ジェイクの吉原さんが、「貴城けいさんの思いに包まれてできた公演です」というような言葉を言ってくださり、本当に温かいカンパニーの人たちに感謝しています。

メインキャストの挨拶の後は、リクエスト曲の順位発表があり、
１位・・・「愛してありのままの私を」
２位・・・「どんな時も離れはしない」
３位・・・「君を愛すべき人」
４位・・・「心の中で」
５位・・・「奴らは悪魔」

この中から、「君を愛すべき人」をボス、バディ、テリー、ジェイクの４人で歌ったあと、デイジーとヴァイオレットが「愛してありのままの私を」をくっついて歌い全員の大合唱で終わりました。

そして、そして、最後のカーテンコールで樹里さんからサプライズなご報告が…
「サイド・ショウ」再再演に向けて動き始めたそうです。

このまま終わりだなんて、ちょっと悲しかったので、この発表には「やった～」とガッツポーズしてしまいました＼(^^＠)／

いつの日にか、またかしちゃんのヴァイオレットとこの素晴らしいカンパニーの「サイド・ショウ」が見れると信じています