吉澤章の創作折り紙展を観たかったので、紙の博物館に行く。
吉澤氏の作品は、何とも言えぬ柔らかさと温かさがある。自分の顔からウンコまで折り紙で作る。着想から展開図が完成するまで23年かかったセミの幼虫はリアルすぎる。パンダの白黒の部分は、白は表を、黒は裏から出すなど技術が凄い。子タコ、ウミガメ、カブトガニなど可愛かった。
吉澤氏は、折り紙も好きと同時に、紙を愛している。なので折る時、手を合わせ、感謝し祈る。紙は水を恋しがってるから、水に漬けると喜ぶし、柔らかくなるという言葉が印象的だった。観察を重視し、自然界の法則にかなった折り線構造を重視したから、あぁいう柔らかさと癒しがあるんだなと感じた。
メッセージを書いて、帰ってきた。
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