名月をとってくれろと泣く子かな

泣いてくれたり、ねだってくれる子供もいない独り者（笑）

昨日から仕事で、帰りは夜中の２時過ぎころでしたが、見上げると、
まん丸なお月様が、何をあくせく働いてるんだと嗤っているようで・・・

「いやあ、だって、お月様。世知辛い世の中でして・・・」
独身貴族も、昔の貴族みたいに優雅に遊んではおれません。

お月様は、何か言いたげだ。

「はい。わかってますよ、お月様。遊びが大事。風流が大事」
昔の人は、もっと月を愛で、月を畏れたたものでしたよね。

夜が明るくなった。月明かりを「明るい」と感じないほど・・・
お月様も、ちょっと寂しく思いながら、この時代を、我々の生活を
ずっと見守ってきたのかな・・・


さて、今日は、旧暦八月十五日、十五夜です。中秋の名月⊇○∴

日本人は、古来より、月を大事にしてきました。
満月（望月）、とくに十五夜の月を見るのを楽しむだけでなく、
十五夜の日が曇りなら「無月」、雨でも「雨月」と呼んで、
雲の上に隠れている月を思い、愛でた・・・。風流ですよね。

曇りや雨に、月見の宴で盛り上がるのも乙なものでしょうが、
ほぼ全国的に晴天の今日は、中秋の名月を楽しめそうです！！

泣く子は居ませんが、
「名月や池をめぐりて夜もすがら」なら、僕にも出来るでしょう。
明日は、急遽、休暇になったし・・・

と、言いましたが、近所に有るのは、貯水池だけ。

大きい池のある公園は、かなり遠い・・・

でも、貯水池じゃ、ちょっと風流とは言えませんよね（笑）

ものぐさな自分に、むち打って、公園に出かけますかな^^☆