Piedad 憐れみ

イタリアには夜の思い出が多い
バチカンに行った時もそうだ。
ミケランジェ・ロの彫像の中でピエタがいい
そう語っているのも安レストランの夜だった。

カンパリ頼むといったら
もうついである赤いリキュールだった。
スパゲッティの量が多すぎて
旨いかどうか分からなかった。

同席した髯の日本人が
「俺は革命にロマンを感じる」と言っていた。
「その匂いのする場所をさがしてるんだ。」
ふん革命に匂いはあるのか。
彼にはわからなかった。

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