ウィリアム王子とケイトさんはスコットランドのセント・アンドルーズ大学で出会った。王子は2010年10月、ケニアでプロポーズ。母ダイアナ元皇太子妃の形見のダイヤモンドとサファイアの指輪を贈った。
結婚式は同日午前11時(日本時間午後7時)から約1時間の予定。ケイトさんはロンドン市内のホテルから車で移動する。ダイアナ妃は30年前、馬車を使った。ウィリアム王子は公邸のクラレンス・ハウスからウェストミンスター寺院へ向かうとみられる。
同寺院は700年以上前に建築された。1066年のウィリアム1世以降、歴代国王の戴冠式や、1947年のエリザベス女王とフィリップ殿下の結婚式などがここで行われてきた。セントポール大聖堂に比べてやや小さく控えめながら、荘厳な雰囲気を漂わせている。
英国国教会のローワン・ウィリアムズ・カンタベリー大主教が式を執り行い、リチャード・チャーターズ・ロンドン主教がスピーチに立つ。新郎の付き添いはウィリアム王子の弟のヘンリー王子、新婦付き添いはケイトさんの妹のフィリッパさんが務める。
式では2つの聖歌隊とロンドン室内管弦楽団、英空軍のファンファーレ隊、近衛騎兵隊のトランペット隊が演奏する。
参列者は家族、友人のほか、外国の王族や首脳、英軍関係者、ウィリアム王子が支援する慈善団体のメンバーら、約1900人に上る。日本の皇室は東日本大震災を受けて参列を見送った。
挙式後は5台の馬車を連ねてロンドン市内の名所をめぐり、バッキンガム宮殿までパレード。ウィリアム王子とケイトさんは、チャールズ皇太子とダイアナ妃が乗った馬車に乗る予定とされる。
宮殿では新郎新婦がバルコニーに姿を見せるのが慣例とされ、2人のロマンチックなキスに期待が集まる。この後エリザベス女王が主催する昼食会には600人が招かれている。さらに、チャールズ皇太子主催の夕食会には親しい友人や家族ら300人が出席する。
ウィリアム王子とケイトさんは、結婚祝いを贈りたい人々は代わりに慈善団体に寄付してほしいと呼び掛け、専用のウェブサイトを設けている。
2人はハネムーンの後、ウィリアム王子が空軍パイロットとして配属されているウェールズ北西沖のアングルシー島で新婚生活を送ることになっている。
天国でダイアナ元妃も笑顔で祝福されてますね~
おめでとうございます~☆
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