この前、朝、電車に乗ってドアのすぐ横の端っこが空いてたから座った。
で、前を見たら、真向かいに50代半ばぐらいのオジサンが座ってた。
スーツも靴もいい感じのやつで、コートも高そう。
髪もキレイに撫で付けてあって、なんか部長な感じ。
俺的に部長。
で、この部長が本を読んでた。薄い本なんだけどツルツルな表紙のやつで買ったばかりみたいで丁寧にページをめくってた。
なんか品のある人だな~って眺めてた。
次の駅で女子高生が二人乗ってきて、すぐ横のドアの前に立った。
車内は結構静かな感じ。
次の駅に着いた時に部長が降りようとして立ち上がった。
そしたら持ってた本をパサって落とした。
で、普通に拾おうとしたんだけど、ツルツルの表紙が静電気で床に張り付いたみたいで、なかなか取れないの。
なんか机に下敷きがくっ付いて爪が入りません、みたいな。
ドアがもうすぐ閉まっちゃう。
そしたら部長、爪で取るの諦めて、カルタか百人一首大会みたいに、本をホームに向かって弾きだした。
でも超くっ付いてて1回じゃ出なくて
パンッ!パンッ!パンッ!パンッ!って。
もう、さっきまで品の良かった部長が、ガニ股で中腰にかがんで、髪バサバサにしながら、本を弾いてる。
俺、もう、超笑いこらえてた。
やっと本がホームに出た。俺的には、本だけホームに出て、部長は車内に取り残されるっていう最高のオチを期待したんだけど
閉まりかけのドアに肩を当てながら出ていった。
そしたら横の女子高生達が
『キャハハハハハ!超必死だし!』
あのさ…車掌さんがもう1回ドア開けたから、部長に丸聞こえなんだけど…
うん、気持ちはわかる、俺も超笑いたい。
けど我慢した。
部長…背中ごしに女子高生達に笑われながら、一度も振り返らなかった。
で、電車が走り始めて、俺はもう本人がいなくなっちゃったから、笑いも出てこない。
でも、女子高生達はまだ言ってる。
そして女子高生の一人が
『なんか部長って感じだよね』って。
俺、それ聞いてブーッって吹き出してむせ込んだ。
違う、違うの!
女子高生のギャグで笑ったわけじゃないの!
同じこと考えてるし、で、笑ったの!
でも周りの人達は女子高生のギャグで笑ったって思ってる。
違うの!違うんだってば!
部長、俺が先に考えたの!
口には出さなかったけど!
チキショー
屈辱だ……。
コメント
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あ、そっか
頭に、ありがとう、が付くんだった[人差し指]
おまけに糖シリーズじゃ芸が無いよね~[人差し指]
あえて字余り&ジャンル違いの五重塔か~[人差し指]
やっぱ壮さん、勉強になるな~
って、俺もう寝るよ[拍手]
あはは。
何の話し??って思ったろ?
(笑)あ、いや、確かに砂糖シリーズは王道よ?
でもね?テンポが合わないんよ?それだと。
だから、ありがとう、オリゴ糖、五重の塔![お城(和)]って字余りはラストぢゃなきゃさ。。o(^-^)o
って、夜中の0時すぎに何の話しだよ、これ[No.1]
あ、ハーフくんがもう言ったか。。(~ヘ~;)
ウケる。。(笑)
え?
じゃあ、ふきのとうは?
あれは後付け?
オリゴ糖、五重の塔、ふきのとう、の流れ?
なんか五重の塔だけ、食べられない感じで仲間外れだけど[人差し指]
オリゴ糖、ふきのとう、でいいんじゃん?
なんとなく仲間どおしで[人差し指]
オリゴ糖、角砂糖、上白糖、でもいい感じだけど[人差し指]
って、夜中の0時すぎに何の話だよ、これ[人差し指]
あのね?
ししのとう事件の真相が、ついさっき分かったの。
゚+。(*′∇`)。+゚
って!ソレカィ!(ノ-_-)ノ~┻━┻あ、つっこむとこね。これは。(笑)
壮さん。本当は五重の塔って言いたかったの。
(@_@;)あんま響きにてないぢゃんって思うでしょ?
でも、本当は五重の塔って言いたかったの。(Тωヽ)くすん。(笑)(笑)
大事な話?
どうぞ~
にゃはは。
すいまそん。。(笑)
あ、(@_@;)マジな話ししてもいい?
とってもハーフくんと壮さんにとって大事な話し。[No.1]
うんうん、ありそうで無いよね[人差し指]
ありそうで無いから一瞬悩むよね[人差し指]
ん?俺が知らないだけか?
みたいな[人差し指]
(__;)
ソ、ソンナモンヨノナカニナイワィ。。。(~ヘ~;)
あれ?壮さん、ししのとうは?[拍手]
w(°0°)w
アハハ。上手いな~。。
かえしが最高。。(/_\;)
NICEハーフくん。我が愛弟子♪♪o(^-^)o
はーい。お疲れさま!
よく寝てね?おやすみぃ。