ルビーの指輪

寺尾聰のCDを借りた。



なんかとっても懐かしい。



おそらくサケが最後の旅で川にたどり着いた時こんな感慨があるに違いない。



まだまだガキだった頃



70年代後半から80年前半にかけて流れていた音楽



アメリカのドラマやよく見ていたドラマやアニメに



流れていた音楽



それをなんて称すのかわからないけれども 



陰りのまだ色濃い世の中だったのに



どこかからっとした湿り気がない



今こそすべてと 思い定めたかのように後先考えずに



突っ走っていた時代でもある。



みな夢見て、背伸びしていた。



あこがれが まだ熱かった時代なのだろう。



テレビを見て 純粋にかっこいいと思い



手に入らないからこそいっそうのめり込んでいく。



あるもので近づこうとして



真似る中から



このころから少しずつ個性を反映したものが出始めた頃。



ルビーの指輪も 今はずっと色あせてしまっているのだろうか。



今は



誰もがあこがれを 抱きにくい悲しい時代なのだろう。



あこがれも 一部の人のものとなってしまったのならば・・・・。

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