そんな中に一人の人物が現れた。
時代は争い、憎しみが飛び回った時代に
世界全ての邪悪な心を持ち合わせる人間を清き心に変えその地へ沈めた人物。
それこそが、全ての力を持って人間を人間に戻した人物…。
六道仙人だ。
六道仙人の伝説は
世界全てに共通した神話。
邪悪な心に対し清き心を持って打ち砕く者こそが得られた力
六道仙人は世界をも破壊し世直しを起こさせる力を秘めていた。
互いに争い合った国々が鎮静を見せる。
欲望が清き心によって本来の人である姿に変わり治めた。
何千年の時を経て国を治めた六道仙人は
世界各地に神話たる象徴を刻む為生き物に例えた像を国々のリーダーに与えた。
像と蛇と鷹と豚と虎
この象徴を施したシンボルを互いに向き合う方へ置くことで
この先の争いを沈めたと言う。
次第に国々はそれこそのルールや文明と領土安定が平行と並び六道仙人は去り際に、人間へ一つの言葉を残した。
「人の姿は表裏が見えずともその宿す心を見通すだけの力がある、古き善き時代にも付きまとうがそれは人である以上、付き合わなければ成らない宿命。
また争いの憎の種を植えようとする時もあるやもしれん、その時が来ないよう、
あの月から見届けようその時争いが産み出されようとする時はまた救世主が地上に降り落ちるだろう。」
そして、六道仙人は世界に九つの魂をばらまきその姿を消した。
その九つの魂こそが次の救世主と言われる存在。
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