欲望それは人が人で有らず、人が求める最大の難問だ。
人は欲望があるからこそ、歴史を変え人を変えて来た。
争い、憎しみ争い、
欲望だけが人を変え
欲望だけが人を救い
欲望にこそ生きる術を模索してきた。
やがて人は欲望を力と変えるべく、混沌と迷える奈落した人間をもの産み出した。
それが魔神だ。
究極の欲望を産み出した魔神こそが人の中に在る邪悪な迷い全てを吸収し世界へと飛び回った。
欲望が生む非難は数知れず各々の国を自ら壊滅へと導いた。
欲望が全てを変えるに等しい程の力を秘めている、それは世界をも争いに駆り立て人間自らが壊滅へと導くのだ。
正に人間は自ら欲望や邪悪な心を持ち合わせ、互いに争い傷付け合う見事な人間だ。
それは昔古来から変わらん。
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