どこにいても。

大好きなキミと一緒に歩くよ。


危ない道はボクが前を歩くね。

キミが安心して歩けるところを探しながら。


背中を向けてても、

ちゃんとキミのことを見てるから大丈夫。






安全な道はキミと並んで歩くよ。


キミと歩幅を合わせて、

嫌なことなんて忘れちゃうぐらいに、たくさん笑わせるね。







キミが歩きたい道を見つけたら、

キミの後ろを歩くよ。


一生懸命なキミの背中を、

がんばって、がんばって、って思いながら

見守ってる。






前を歩いてても、

並んで歩いてても、

後ろを歩いてても、


どこにいても、


キミが手を伸ばしたら、

ちゃんとつかんであげるから、大丈夫、大丈夫。








キミが、もし、

他の誰かと歩きたくなったら、


ボクは少しずつ歩くのを遅らせて、

キミが他の誰かと歩きだすのを、遠くで見てるよ。




そしてキミが、

他の誰かと、ちゃんと笑えてるのが見えたら、


ボクは足を止める。




キミが、どんどん小さくなって、

もう、キミの姿は見えない。





前を見ても、

横を見ても、

後ろを見ても、


もう、キミの手は無い。






でも、

最後にキミが、ちゃんと笑ってるのが見えたから、

大丈夫、大丈夫。




どこにいても、


一緒に歩いた時間は、忘れないよ。