be amie 観察日記3

今日は、映画「ソーシャルネットワーク」を見てきました!

まず、劇中の登場人物が現代を生きる実在の人物というのが、
映画自体が、ソーシャルネットワーク的な作りになっているように感じました。

映画の中での、スクリーンの中の役者という虚構の存在と
SNSの中で記号としての存在する実在の人物が、

スクリーンの外(PCの外)にいる現実の存在と対比されているようで、

映画もフィクションぽいけど、
SNSもフィクションぽいよね、
って言っているみたい。


ハーバードコネクションという排他的なコミュニティを作り、
現実の階級をネット社会にも持ち込もうとした
ウィンクルボス兄弟の発想は、

現実世界での美的階級?をネット社会に持ち込んで、
商業的なコミュニティを作ろうとしているbe amieと似ている気がするが、

この辺り、運営者が見たら、どう感じるのだろうか?


大学限定のSNSから出発したFacebookは、
はじめから不特定多数を対象としているSNSとは出自が若干異なる。

mixiは、どちらかというと、自分目線で情報発信し、
自分を認知してもらうこと、自己の肥大化に
ユーザーの力点を置いているが、

Facebookは、友人の状況を把握することに力点を置き、
既にあるリアルな関係を補完するような作りになっているように見える。


be amieの場合、ファンクラブの延長線にあるようなSNSであり、
それでいうと友人?の状況を把握するという点で
Facebookに近いアプローチであるけれど、
一般ユーザーとタレントユーザーの間にある非対称性を埋めることができず、
一般ユーザー側から見て、参加意図が明確にならないように感じる。

コミュニティも制限がかかっているし、
タレントユーザーのブログを見ていても、
コメント等の相互的な動きが少なく、
どこまでこの状況を続けていけるのかと、
ちょっと心配。

とりあえず、いろんなタレントさんのブログを見て回りながら、
どんな拡大の仕方があり得るのか、
自分なりに見ていきたい。

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