今日は、宝塚バウホールへ「ニジンスキー」を見に行ってきました。
私がかなり若い頃、少女マンガ愛好家の間で人気急上昇だったニジンスキー
彼の半生を描いた映画「ニジンスキー」も映画館に見に行ったことがあります。
ディアギレフとの同性愛、前衛的なバレエの振付、最後は狂気に堕ちていくというかなりショッキングな内容でした。
宝塚でこれを舞台化すると知って、チャレンジャーだな…と思って、すごく興味があるのでチケットを取りました。
内容的には、難しい素材を上手くまとめていたのですが、妻ロモラの愛を清廉潔白に描きすぎて、ディアギレフの愛が一方的過ぎたように感じましたが、ディアギレフ役の緒月とうまくんの包容力ある男役の色気を感じる役作りで説得力のある舞台になっていました。
主役の早霧せいなさんのニジンスキーは美しくて、狂気に堕ちていく迫真の演技が素晴らしかったです。
重厚な舞台と男二人と女一人の愛憎劇で、若い青年、髭の紳士、人妻…
フィナーレのご挨拶で出てきた緒月さんの存在感のあるオーラを感じたら、「アンナカレーニナ」の舞台を思い出してしまいました
カレーニンもどえりゃぁ~存在感でしたね…
ツボにハマった場面
バレエの練習している場面で、女の子たちが「愛と青春の宝塚」のお稽古着と同じような白い衣装で、ニジンスキーは白いブラウスに黒いパンツ…タッチーやないかぁ~
フィナーレダンスになると、舞台上にピアノが置かれてました。
なぜ?ピアノ…
男役エンビのダンスが始まったら、音楽が聞き覚えのある曲♪
ショパンのワルツ7番
「ザ・クラシック」の中詰めのダンスパーティで使われていた曲でした。
すごくかっこいい編曲になっていて、男役の黒エンビのダンスにぴったり!
今回はデュエットダンスが男役同士で妖しくてかっこいいダンスでした。
なかなかの意欲作でおもしろい舞台でした。
あかねさんは星組観劇でしたか…
私は星組の「ノバボサノバ」は土曜日に見に行く予定です。
今日、スカステニュースで星組新人公演を見ました。みんな若くてエネルギッシュで好感のもてる舞台でした。
本役さんたちの舞台も楽しみです!