あのさ、俺のお家って車も入ってこれないような超入りくんだ路地だらけの、古~い密集地にあるんだけど。
ちっちゃい頃から住んでて、缶けりや鬼ゴッコをして、どんな細い路地も行動範囲内で、むしろ他人のお家の敷地内まで通り抜けて走り回ってた。
まあ、今やったら思いっきり通報されちゃうけど。
それでもさ、一度も入ったことの無い路地が残ってるんだよね。
お家から100メートルも離れてない場所なのに、なんか、スゴい不思議。
近所の人達も、ずっと昔から住んでる人達で、ほとんど変わってないから、会う人はみんなちっちゃい頃から知ってる人達ばかり。
でも、この路地は超細くて、入って少し行くと突き当たりで右に曲がってるから、奥にどんなお家があって、どんな人が住んでるのか、今だに知らない。
で、なぜか毎日のようにこの路地の前を横切るのに、この路地から出てくる人と会ったことがないんだよね。
別に立ち入り禁止じゃないから、入ってみればいいだけの話なんだけど
なんか、もったいない気がする~。
入ってみたら、迷路みたいに細いから、建物の影になって、見慣れたお家も見えなくなって、超近所なのに、見知らぬ街に来た気分になると思う~。
なんか、同じ町内だけど、俺的にここだけ独立国家なイメージ。
なんか、バチカン市国の超ちっちゃいバージョンな感じ~。
で、もしかしたらさ、いつか俺がこの路地の前を通った時に、あの曲がり角に超素敵な女の子が立ってて
目が合ったりとかして
そのうち、話をするようになって。
そして、恋に落ちて……。
でも、違う国だから、俺は路地に入れないし、女の子も路地から出れない、みたいな。
でも、もうガマンできなくなって、俺が
『一緒に私の国へ参りましょう!!』
みたいな。
それで女の子が
『私はこの国の王女です、この国を出るわけにはまいりません。それに……あなたの国はあまりに広くて、私はコワいのです…』
『大丈夫です!私が付いています、私はこの広大な国を統治する王です、何も恐がることはありません!さあ、手を!勇気を出して、共に参りましょう、我が国、7丁目へっ!!』
あ、なんか、ウルっってきた。
この路地は、いつか、こんな素敵なことが起こる予感がする、大切な道だよ。
コメント
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残念出てこなかったんだ~(笑)
私は、この前、夢で知らない路地に入ったら、めっちゃ綺麗な町が
広がってて、歩いてる人に付いていくと、めっちゃ綺麗なおうちの
ベランダに・・・・
で、気が付いたら、それがマイアミーさん家で、
マイアミーさんとマイアミーの奥様もアイコンタクトで
「わかってるよ!どうぞベランダに入って」ってな感じで・・・
あ、奥様も私の事しってるんだ~と思ってたら、
帰りに奥様が「この町は出会った人には必ず挨拶しないと、ず~っと
後を追いかけるわよ~」とかって怖い事言われて・・・
慌てて、りんと逃げるように、この綺麗な怖い町を後にした
そして、もう二度と行かないと母子で固く約束をした
ってちょっと怖い夢をみた
たぶん・・・ディズニーランドに行ったら、マイアミーさんたちが
近所にいっぱい住んでるって言ってたから・・・
で、その前には、マイアミーさんが大集合して会食の夢をみた
でも、覚えてるのは、ごっつつい、ミッツさんみたいな、オ○マの方が
おられて怖かったことだけ・・・
お○まのマイアミーさんは、たぶんいないはず・・・
まさか・・・ハーフヴァンパイアさんの変装???
夢でいっぱい会えたのに、オ○マさんしか覚えていないのが残念
りんママ、おはよ~
俺の夢には出てこなかった~[人差し指]
へへへ・・・
絶対に夢に出てくる・・・・
って言いながら、私の夢に出たりして・・・・
りんママ、こんばんは~
80才の王女~
りんママ、俺の夢を秒殺したなっ
これ、どっちが地蔵で、どっちが王女か、わからないしっ
間違えて王女に10円お賽銭したら、立ち上がって、おさつスナック持って追いかけてくるわっ
っていうか、今日、夢見るわ
超怖ぇ~~
りんママで~す
そこの路地をはいるとね~
お地蔵さんがいて、地蔵尊やってて・・・・
10円をお賽銭して、お参りしたら、お菓子くれるから・・・
超美人な・・・・80歳の王女様が・・・
めぴこさん、こんばんは~
うちの近所は、もう路地だらけだよ[人差し指]
もう、塀とかあるお家なんてほとんど無いから、路地っていうか、家と家の間の隙間、みたいな密集地[人差し指]
あ、路地に入ると思った?
な~んか、もったいなくてさ~。
入るのは、いつでも入れるし、せっかく何十年もそのままだから、もう少し想像して楽しもうかな~みたいな[人差し指]
っていうか、めぴこさんはホラー系っ[拍手]
確かに、路地の雰囲気的にはホラーなんだけどね。
日当たりも超悪そうだし[人差し指]
で~も~、素敵系がいいな~
この女の子は、覚えていないだけで、実は小さな頃に遊んだことがある子だったりとか~
その遊んだことのある記憶も小さなキーワードでお互いが思い出したりとか~
なんか、そんな素敵ストーリーがいいな~
湘子さん、こんばんは~
はい、うちの路地、ホント昔から、住んでる人達も風景も、ほとんど変わってないんですよ~
昔、ご意見番だったオバチャンも、今だにご意見番ですし~。
朝とか会うと
『ほらっ!シャンとして行ってらっしゃいっ!』
的なこと言うし~。
っていうか、朝眠いし~
お世辞にも、キレイとは言えない路地なんですけど~、超お気に入りです
四国とか、ちょっと地方の方だったりすると、密集地と違って、余計に新しいお家とかどんどん建って、変わっていくのも早そうですね~[人差し指]
この入った時の無い路地は、大事においておきます[人差し指]
見ちゃうとそれまでで、もう、想像の世界が広がらなくなっちゃうので[人差し指]
でも、いつか……[お姫様]
です
マシュマロさん、こんばんは~
そうっそうなんですよっ
うちの近所に、これまた昔と変わらない商店街があって、大型スーパーにも負けずに、今でも活気があって
で、店と店の間に、ちっちゃい頃は通れた路地がまだ残ってるんですよ~[人差し指]
いろんな物が置いてあって、先は見えない感じなんですけど、ちっちゃい頃は平気で通り抜けてました
っていうか、天空から子供達を見守ってる話、超いい~~
『ああ、あの少年、ハーフくんだ、絵を描くのが上手なんだよねぇ』
のとこで、ちょっとホロっって、しちゃったんですけど~
俺、こういう話、弱い
うん、この路地、大事にしま~す
りんママ、こんばんは~
スゲー夢だ[拍手]
その、挨拶しないと追いかけてくるって、なんか、静かに怖いな
なんか、その奥さんの顔、勝手に想像したんだけど、超怖ぇ~、静かに怖ぇ~
っていうか、そうだ、俺もディズニー近い[人差し指]
でも、オ〇マは俺じゃな~い
っていうか、りんママの顔、知らないから、夢で見れないな[人差し指]
まあ、勝手にりんちゃんの大人バージョンを想像してんだけど[人差し指]