(渋谷の雨は小康状態白菜そば、まいうー)
帰り道、東京の雨が落ちついたと思ったら、横浜は、どしゃ降り
ジーン・ケリーも真っ青。唄えなかったし(笑)。
【メシアン Messiaen:忘れられたささげもの Les offrandes oubliees】
2011年宇宙の旅って感じ。
悲しいドキュメンタリーを見ているような‘十字架’から…
急に、ストラヴィンスキー風の‘罪’へ、爆発的展開。
ジーザス!
けっこう、罪のところ、よかったよ(笑)。
そして、‘聖餐(せいさん)’で沈黙へ。
曲は難解だけど、パーヴォさん率いる、パリ管のメリハリある演奏は冴えていた
煩悩だらけの私も、静かに拝聴。
恥ずかしながら、「餐」って、書けませんでした(汗)。
ジーザス!
♪だ~れだ あなたは、だ~れだぁ~?
【シューマン Schumann:ピアノ協奏曲 イ短調 Piano Concerto in A minor op.54】
真の在り方を説いてくれそうな、カンフー・マスターや導師のような印象のダン・タイ・ソン先生(個人の感想です)(笑)
今回は、ショパンでなく、シューマンの協奏曲
見せようとしていない、自然体のピアノ[ピアノ]
力強い部分も、自身ではなく、ピアノからパワーを引き出しているように見えます。(個人の感想です)
室内楽曲のように、オケ、指揮者との呼吸もピッタリ。
目ではなく、気で合わせているようで…(個人の感想です)
余裕と貫禄のピアノに脱帽です。
マエストロ・ヤルヴィも、曲を楽しんでいるようでした
【Pf Enc. ショパン Chopin:マズルカ Mazurka op.17-4】
踊るというよりも、自然と同化しているような錯覚
外の雨も、愛しくなる感覚
【ストラヴィンスキー Stravinsky:バレエ音楽 「ペトルーシカ」 Petrouchka - Burlesque in Four Scenes (revised 1947 version)】
ブレーメンのドイツ・カンマーフィルハーモニーで、ベートーヴェン
フランクフルト放送響とは、重厚なブラームスや、ブルックナー
シンシナティ響とは、ガーシュウィン、バーンスタインやコープランドなど、アメリカで発展した音楽
幅広くも、深い洞察による音作り、解釈で聴衆を魅了した、マエストロ・パーヴォ・ヤルヴィ
今年はパリ管とやって来た
曲の編成や、オーケストラの伝統もあるけれど…
なんと言うか、
パーヴォさんが、奏者の力を、魅力的に引き出している感じ
高精細度、ハイ・ディフィニションというか、
3管だけど、大編成のオーケストラが、スーパー・ソリスト集団の室内オケのように、演奏がシャープに際立って、色彩も大変豊かな、瑞々しい音色
通常の、3管のドイツ式の配置なのだけれど、ピアノが舞台中央、縦に配置
打楽器も大活躍
チェレスタも
木管も金管もファンタスティック
ムーア人もビックリ(◎o◎)
新たな音楽監督は、オーケストラにとって、素晴らしい出会いだったようです
ブラボー、出ました(笑)。
パーヴォさん、バレエも、やらないかな?
【Enc. ビゼー Bizet:小組曲 「こどもの遊び」から 舞踏会 Le bal(Galop) from Jeux d'enfants】
マエストロも、オケも、踊ってました
ビゼーのシンフォニー・イン・C も聴きたかったけど、今回も美味しゅうございました
NHK音楽祭2011
華麗なるピアニストたちの競演
NHK Music Festival 2011
The Piano Concertos
パーヴォ・ヤルヴィ 指揮
パリ管弦楽団
ピアノ:ダン・タイ・ソン (シューマン)
Paavo Jarvi
Orchestre de Paris
Dang Thai Son, piano (Schumann)
NHKホール
Live Long and Prosper
[ピアノ][クマ]
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