草上の昼食 セ・イニシオー

マドリーの丘では
ピクニックで来た人が
草の上でランチをしていた
それはなごやかな景色だった

とある秋の日曜日
郊外で食べる
ささやかな労働者の
姿がエストランヘロ(放浪の男)にはまぶしかった

こんなふつうの楽しみが
普通でなく楽しそうだった
それが彼とラテンとの出会いだった
セ・イニシオー(そして始まった)

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