ようやく学生寮についた。
ルブリン大学の寮に日本人留学生を訪ねてきたのだ。
広い玄関で管理人に話をすると
彼は階段を上って行った。
しばらくして降りてきたアジア人は少し色黒だった。
「突然訪ねてきてすみません」
彼はぽかんとしていた。
手招きで彼の部屋に行ったが、様子が異なる。
彼は北ベトナムの留学生だった。
お互い気まずい時間を過ごした。
言葉が何も通じない。
やっと通じたのは「バンブー」だった。
ベトナム人のカレンダーに竹のえがあったのだ。
二人が子供のようにバンブー・バンブーと繰り返していると
長身の日本人が姿を現した。
mamoruというその男は酔っていた。
友人の米国人が帰国するから飲んでいたんだといった。
明日はワルシャワに行くから案内できないけど
友達に町を案内頼むから
そう言われて他の女の子の部屋に連れて行かれた
ここの寮は男女一緒なんだ。
「ちょっとまってて」女子学生は
ついたてに隠れて着替えていた。
ガウンに着替えてベッドに座ると
裾が割れて白い腿が見えた。
コメント
いいね・コメント投稿・クリップはログインが必要です。
ログインする
不適切なコメントを通報する