映画『チェルノブイリ・ハート』

昨日、恵比寿BOXOUTの指導後、渋谷に出て、ママと映画2本立てして来ました。


まず1本目は『チェルノブイリ・ハート』♪


1時間のドキュメンタリー映画です☆


1986年4月26日に起きた、チェルノブイリ原発事故……


旧ソビエト連邦(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所4号炉の爆発事故により、

放射性下降物がウクライナ、ベラルーシ、ロシアを汚染。

今現在もなお、原発から半径30キロ以内で生活することが禁止されています。


北東350キロ以内には、「ホット・ゾーン」と呼ばれる局所的な高濃度汚染地域が約100ヶ所も点在し、

そのエリアでの農業や畜産業は、全面的に禁止されています。


事故発生から20年が経ち、

事故後初めて故郷に帰った青年の表情がとても、とても印象的でした。


思い出が詰まった彼の住まいは、今や廃墟となり、幽霊アパートのよう……。


そこは、爆心から3キロの強制退去地域……


1986年以来、ここだけが時間が停止……


何もかも全てを台無しにしてしまった原発事故……。


青年のお部屋の壁にかけてあった、色あせた1986年のカレンダーを見つめて、

彼は悔しそうに4月26日以降をビリッと破り捨てる……


「近親者の10人がガンで死んだ。

放射能とは無関係と言われることを、俺が信じると思う?

俺もそうやって死ぬんだ。

とんだ犬死だろ」


……と、


何とも言えない、虚ろな目で嘆いた彼は、その1年後、還らぬ人となりました。


享年27歳……。


若すぎる死…………



このドキュメンタリーでは、事故の影響を受けて、たくさんのKI形の子供が生まれている現状を見せ、

いかに事が重大であるかを、切実に訴えておりました。


脳ミソが頭蓋骨に収まりきらずに頭からぶら下げ、かろうじて生きている赤ちゃん…………


手足がマヒした子供……


皮膚がただれて痛がる子供……


とにかく観ていて眉間に皺がよるほどのヒドイ有り様でした。


この映像で目にしたことが、

近い将来、

これからアタクシたちの目の前に起こるであろうことかと思うと……


あああ……


言葉になりません。



今回の東日本大震災の影響は、これからどんどんどんどん大きく広がっていくことでしょう。



とにかく、

誰がなんと言おうとも、あの場から離れなければなりません。


どんなにたくさんの思い出がある場所であっても、

政府が安全だ言っても、

小さなお子様を抱えていらっしゃる方々だけでも、

一刻も早く立ち退かねば、将来大変なことになります。



アタクシたち日本人は、今、とても大きな問題に直面しています。



先進国で起きた問題をきちんとクリアできなかったから、

今度は日本に及んでいるように思います。



復興と共に、人間の生き方自体を変えるべきことを、

アタクシたち日本人が全世界に向けて見せる時なんだと思います。




吉川晃司さんは、コンプレックスを再結成させて、多くの義援金を集める行動を起こしました。


震災1週間後すぐにボランティアに出向いた彼ですから、

彼が集めたお金は、彼自身の手によって被災者たちのために使うのでしょう。



個人であるアタクシたちができることなんて規模が小さいから……と言って、何もしないのではなく、

だからこそ、

今、アタクシたちは、

個々それぞれが、自分自身の魂を向上させることだけでも努力できないでしょうか。


お一人、お一人の魂のレベルが上がれば、

家族のレベルが上がる、

学校のレベルが上がる、

会社のレベルが上がる、

仲間同士のレベルが上がる…………


それがどんどん肥大して、日本のレベルが上がり、

ゆくゆくは地球のレベルが上がって行くはずです。



先ずは己から…………


心を正して生きる……


人として、正しい選択をしながら、

魂のレベルを上げていきましょうよ♪

コメント

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

ビヨンセライヴ
BOXOUT@足立区総合スポーツセンター
映画『アザー・ガイズ/俺たち踊るハイパー刑事!』
映画『チェルノブイリ・ハート』