気がつけば十五日目
全三十日の行程の折り返し地点
視界不良のなか飛び込んで見たものの
景色と出口が見えてきた
すべきことはおそらく 表面的にはできる
しかもそれは 最低限度のこと
その中味を保ち続けるのは難しい
僕を介してつながる世界がある
その入り口はどこにあるのだろうか?
視界にはいつも靄がかかっている
靄を恐怖で満たすのも僕であれば
冒険ととらえるのもも僕である
あと五日でひとまず実習を終了する
今僕のすべき仕事の世界
日常への帰還
何がどう変わるのか
どんな気持ちがわき上がってくるのか?
世界は感情の坩堝だ
とにかく そこに
自分の足で そこに
しっかりと 大地を踏みしめる
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