入浴を見直しお風呂をパワースポットにてみませんか?
私、恥ずかしながら、社会人になって10年ぐらいシャワーにしか入ったことがありませんでした。
マンションはユニットバスで、湯船はあったのですが、ついつい邪魔くさく使いませんでした。
私、小学生のころから、欧米人のようなシャワー生活にあこがれていたのと、ついつい邪魔臭くて・・・。
今思えば、もったいないですね~。
お風呂にお湯をはって入るだけで、身体には浮力が働きます。
この浮力の働きで、緊張状態がほどけて、水圧もありますから血行も良くなります。
シャワーにすると、せっかくのリラックスタイムを逃しているようなものでだったんですね。
湯船につかるとリラックスできるのは、自律神経が副交感神経優位に働くからなんです。
副交感神経が優位になると、免疫力が高まるので、身体にいい状態なんです。
では、お風呂の入り方です。
温度は、38~39度ぐらいがいいです。
この温度は、手を入れるとちょっとぬるい気がする温度です。
40~42度ぐらいの方が、熱くて短時間では気持ちがいいという人もおられるのですが、20~30分間ぐらいじっくり入るには、このくらいの温度がよいのです。
入り方は、いわゆる半身浴です。
お湯の量は、おへその下ぐらいまでお湯がくるように調節してください。
そのとき、腕はお湯につからないようにするのですが、ひじだけお湯につけるようにすると汗がよく出て新陳代謝が高まります。
それは、ひじが体温調節をつかさどっている場所でもあるからです。
この状態で20~30分、入浴します。
そうすると身体の心から温まって、じわっと汗が出てきます。
このじわっと汗が出るといのがいいんですね。
「半身浴だと、上半身が寒いので、首までつかりたい」という方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、お風呂のふたでお風呂にふたをして、首から上の部分をふたの間から出します。
こうすると肩から下は、サウナ状態になりますので、寒すぎることもありません。
それでも気になるときは、たまに肩にかけ湯をすると気にならなくなります。
あと、長時間お風呂に入る場合は、お風呂で汗をかきますので、水のとり方にも注意が必要です。
お風呂に入る30分以上前にぬるま湯をコップ1杯以上飲んでおきましょう。
【お風呂の入り方 ポイント】
(1)温度は38~39度。
(2)お湯の量は、おへその下ぐらい。
(3)20~30分間じっくりつかる。
(4)お風呂に入る30分以上前に白湯をコップ1杯以上飲んでおく
(5)腕はお湯につけないが、ひじだけつけると、汗がよく出て、新陳代謝がよくなる。
◆とりあえず、お布団にもぐりこみたい!そんな日には・・・。
そんな日は、無理してお風呂に入るのではなく、足湯だけでもどうでしょう。
昔から頭寒足熱という言葉があるように、足を暖めると身体も温かくなってきますよ。
(1)大き目の洗面器かバケツに熱めのお湯(40度ぐらい)を入れます。
(2)腰からバケツを囲むように毛布をかけます。これで熱が逃げるのを防ぎます。
(3)足を20~30分つけます。
これなら食事をしながらでも、テレビを見ながらでもOKです。
お布団の中に入っても、手足が冷たくて眠れないのなら、足湯だけでも入って寝るのはいかがでしょうか。
さらにプラスして、ビー玉を10個ぐらい入れて、足裏でコロコロ転がすのもOKです。
ビー玉が足裏をマッサージしてくれますので、気持ちがいいです。
ホームセンターなどにいくと、大きなバケツか足湯専用の容器も売られていますよ。
さらに、足湯もムリ!っていう時は、手湯というのはいかがでしょうか。
要領は足湯と同じで、洗面器にお湯をためて20~30分つけておくだけです。
足湯も手湯も、温度が下がってきたら、少し継ぎ足して温度を保つようにしてください。
入浴剤があれば、少し入れるのもオススメです。香でリラックス効果がより高まります。
産科の先生にお伺いしたのですが、足湯を毎日続けることは、不妊症治療にも良いそうです。
お試しください。
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